【感想・ネタバレ】不動産は「物語力」で再生するのレビュー

あらすじ

土地のメッセージを読み解く。「不良債権」を宝石に変える――。
仕事にも人生にも、必ず再生のためのシナリオがある。再生の成否を左右するのは、その人が持つ世界観である。その世界観を育む最も有効な方法は、物語をつむぐ力を身に付けること。「物語力」こそが、再生を成功させる秘訣である。
著者は、不良債権のホテルを『ミシュランガイド 京都・大阪・神戸・奈良2012』で紹介される有料ホテル「ホテルアジール・奈良」に再生したり、荒れ果てた南禅寺界隈の5000坪の庭園「何有荘(かいうそう)」を3年で再生させ、クリスティーズを通して世界的企業の創業者に売却した経験を持つ。
本書では、土地のメッセージを読み解き不良債権を宝石に変える再生のノウハウを、「物語」をキーワードに解説する。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

たまには仕事に関係のありそうな本を。
著者は奈良を本拠地において、不良債権化した不動産を買い、
再生させるビジネスを手がけている方のようです。

面白いのは、再生させた不動産の対象が
ホテル・クリニックモール・カラオケボックス・日本庭園など
バラエティーに富んでいるところ。
対象がどんな不動産であっても、
その不動産に物語力(ストーリー)を持たせて、
再生させるという方法を得意としているようです。

著者の激動の人生と共に不動産の再生物語が
楽しめる一冊となっています。
不動産屋としては、もう少し再生ストーリーを
突っ込んで書いて欲しかったところですが、
一般のビジネス書としてはこれくらいが
ちょうどお手ごろなのかもしれません。

0
2012年07月12日

「ビジネス・経済」ランキング