感情タグBEST3
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創刊当時からJUNEを読んでおり、ケーコタンのお絵かき教室で著者を知りました。投稿当時の心境などが書かれていて興味深く読みました。
特にJUNEに強い思い入れがあった訳ではないのか…と少し残念になりながらも、そういったこちらの勝手な落胆を吹き飛ばすような、気持ち良いマイウェイ感のあるエッセイでした。
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【西炯子エッセイ集 生きても生きても】:西炯子(著) フラワーコミックスルルルnovels
西炯子:漫画家 少女マンガ~BLまで手がける。
その他にもエッセイ、小説の挿絵なども書く。
この本は、西炯子が書いたエッセイをまとめたものである。
さて、この本を読んで思ったことは・・・
「ぶっちゃけてんね、この人は。」だった。
イマイチ深く思考を廻らすことの出来ない私は
この本のもっと深いところまで読み取ることは出来ないでいるが
読んでいると、時々クスっとわらってしまう。
こんな文章を自分でも書けると楽しいだろうと思うし
自分の言い方で、自分の考えを言えたら素敵だなと思うが
何せ、私には自分の確立具合が足りない。
「私が私であるために、そばに誰かがいる必要はない。
誰がいてもいなくても私は私だ。」の一文が潔い。
”北野武”では、「幸せ」「不幸せ」についてが。
”やがてハゲるきみたちへ”では、弱点を自ら作るなといい。
”女の子はどうしてホモが好きなのか”については、
女の子じゃないから全部が全部に「うん」とは言えないが言い得て妙だった。
”’少年A’の含有量”では、「理解」することについてなど、なかなかにおもしろかった。
彼女のように、どうでもよいこと(大事なことも含め)にも
考えちゃえるような人に、私もなりたいものだ。
考える。では堅くて言葉が合わないような気がする。
~しちゃえる。くらいの「真面目に、力が抜けてて気楽」な感じがいい。
なんとなく・・・仁王立ちで腰に手を当て、人差し指をこちらに
突きつけている姿を思わせる。(顔は見たこともないけれど。)
これは勝手な想像なんだけどね。
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まだ西炯子さんを知って日が浅い為、エッセイとはどんなもんかと想像すらしていなかったのですが、大変面白く、素晴らしかったです。
絵のテイストやストーリーからして、割りとおとなしい、ふんわりした人なのかと思いきや、真逆。割とビッチで結構病んでる方が、ざっくりぶっちゃけていて。
なにせ自分がオタクでビッチで病んでるため、変な親近感を感じました。
とりあえずやらなきゃ男はわからん、とか、だれそれに抱かれたいとか、たしかそんなような話がすごくツボで、面白かったです。
炯子先生が大好きになりました。
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このひとのエッセイを読めるために。ルルル文庫よ長続きしてくれ、とさえおもった。西炯子という個人が好きだなあともおもう。かわいい女子だなあともおもう。お勧め。
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うわべに誤魔化されず、世の中の本当のところを見つめて生きていたい。というような少女期ならではの潔癖にも似た信念を中年になってもこっそりとお腹の底で燃やし続けている種類の人(私とか)は、膝をバンバン打つ箇所が幾つかはあるはずです。
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さすが西さんやわぁ( ´ ▽ ` )
この思考すげえです。尊敬します。
でも私の思考とはやはり違う部分もあって(当たり前だが)、素敵な思考です。それはやっぱり西さんと同じ似たような何かがあるから読んだんだろうな。きっとオタクって部分だろうな(分からんな)
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好きだし面白いけれども、何は無くとも時代を感じる一人称に手こずりました。
発言するのって体力がいるけれど、ちゃんと発言しているから文句言う権利もある…と偉そうにも思いました。
「私が私であるために、そばに誰かがいる必要は無い。誰がいてもいなくても私は私だ。」
「それを言ったらおしまいよ」は別の作家さんですが…さて、私はここまで断言できるかしら。
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今をときめく人気マンガ家西炯子さんのエッセイ集。オタク感溢れる内容が毒舌満載に語られています。
まず初っ端から今やアカデミー俳優阿部寛さんwこれを書かれたのは大分前だと思うと感慨深く今の大活躍に繋がる内容で面白かったです。
そして個人的に気になる「どうして女の子はホモが好きなのか?」。これはまぁよく言われている事ですが、女の子はいつまでも夢を見たい生き物なのであり、日常がより現実的であるが故の逃避なのだと思います。
かなり偏執的な目線から語られている箇所もあるので納得するところと理解不能なところも時々…σ(^_^;)
でも確実に言える事は彼女を含め素晴らしい作品をこの世に生み出しているクリエイターの方々は少なからず変態であるということ。常人じゃ考えられないような視点からモノを見たり、一つの事を執着して突き詰める辺り、やっぱりそういういい意味での変態性って大事なんじゃないかな、と他にも私の好きなクリエイターの方々を思い出してふと思ってしまった次第ですww
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「娚の一生」という漫画が面白かったので買ってみたエッセイ。感想としては、可もなく不可もなく。雑誌のエッセイ枠向けに書かれたのだろうと思われるエッセイをまとめたもののようだ。
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漫画家、西炯子のエッセイ。
(どうでもいいけど「炯」変換できない・・・)
けっこう初期から読んでるけど、
その頃、貸してくれてた友だちのことをすごく思い出す。
西先生のお顔を見たことがないので、私の中では彼女の顔に変換されてしまいますよ・・・
どうにも男前で、さらりといろいろ書かれてます(笑)
そんなところも、友だちと似ていて、
やっぱり友だちの顔が頭に浮かびながら読み進めました・・・
Posted by ブクログ
最近になって売れ出した漫画家・西炯子が、昔いろいろな雑誌に書いていたエッセイを1冊にまとめたもの。著者が好き勝手に書きたいことを書く、という趣旨の企画ばかりだったみたいで、素人っぽい雑文がひたすら続いている。それでも、著者のファンであり、著者のニヒリストぶりに共感できる人なら、それなりに楽しめるとは思う。個人的には、「美少年として売り出した阿部寛が、気持ち悪い中年の役を演じ始めてから生き生きとしている」なんて観察は彼女以外から聞いたことがないし、好きな男について語るエッセイで「渡邉恒雄」について5ページも書いてしまうあたりは、かなり共感してしまった。おまけ企画の「西炯子おしごと年表」には、これまでの出版物(漫画、および挿絵を描いた小説)が時系列順に網羅されており、正式な記録として重宝されること請け合い。