あらすじ
探偵vs刑事、無気力な高校生探偵が難解な謎に挑むミステリ第2弾!
刑事部長の息子で高校生の霧島智鶴は、究極の無気力にしてどんな無理難題も解決できる天才。たぐいまれな推理力により、刑事からも一目置かれ、アドバイスをしていた。そんな彼のもとに次々と事件が舞い込む。
しぶしぶ事件に挑む智鶴だが、彼を嫌うエリート刑事・上諏訪と対立。どちらが先に解決するのか勝負に――!
気鋭のミステリ作家のデビューシリーズ2巻が、加筆修正、番外編も追加した完全版として再誕!
プロローグ
第一章 世にも奇妙な交換殺人
第二章 怪盗が常に華麗とは限らない
第三章 夏バテ気味の安楽椅子探偵
第四章 あてにならないミッシングリンク
番外編 あまりにも不毛な推理合戦
単行本版のためのあとがき
1998年、富山県富山市生まれ。埼玉県在住。高校在学中に、『無気力探偵 ~面倒な事件、お断り~』(小社刊)で商業出版デビュー。 著書に『案山子の村の殺人』(東京創元社)、『ルームメイトと謎解きを』(ポプラ社)、『家政夫くんは名探偵!』(小社刊)がある。
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
無気力探偵再来!
一人一人のキャラクターも個性的で魅力的。
私の知る探偵たちは自ら謎に突っ込んでいくけど(薬で小さくなったメガネの探偵しかり)この高校生探偵はひたすらに何事にも気力がない。
でも、いざとなったら抜群の推理力を魅せる。そんな、彼を更に色濃くしているのが幼なじみとその後輩(美少年)。
今作は続編で、1作目よりも更にキャラクターの個性がパワーアップしていて面白かったなと。
そして何より、読みやすい
Posted by ブクログ
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このシリーズはキャラクターが命。
表紙も作品ってほんまに思います。
今回ワタシが注目したのは上諏訪警部。
1巻で注目してた熱海刑事よりもっとクールで熱く格好良いキャラ。
高校生探偵(になったつもりは全くない)霧島智鶴と今後も一緒に活躍して欲しいキャラだけど今回上諏訪警部は事件にかなり巻き込まれて流れ流されていってしまうので、続くとしてももっと遠くで絡むのかなぁと少しさみしく思ってます。
今回は犯人がどの作品もなかなか複雑で分かりにくく頭をひねる展開で、実は1巻よりかなり面白く読めました。
エラリー・クイーンとか読みたくなります。
それにしてもこんなに殺人事件が多い地方都市ってどうなの??怖すぎませんか笑