【感想・ネタバレ】絶対に君を手放さない～記憶を失った美貌の公爵令息は、純真無垢な王女に深愛を注ぐ～のレビュー

宮田紗音 / 氷堂れん

ねえ、フェリシア。この先……もっと親密なことがあるって言ったら、僕とそれをしたいかな――。

王女フェリシアの婚約者シルヴィオが、突然の事故で記憶喪失になってしまう。記憶を失う前は自分を「お姫様」と呼び、溺愛してくれていたはずの婚約者が冷たく豹変し、戸惑うフェリシア。だけどこれまで沢山幸せにしてくれていた分、今度は自分が彼の力になりたいと意気込む。そんな彼女にシルヴィオは、『恋人たちが仲良くなるための儀式』だと言って、熱く激しいキスをする。無垢なフェリシアは初めてのことに驚くが、大好きなシルヴィオが教えてくれることだからと受け入れると、親密な触れ合いはどんどん激しさを増していくことになり――？

[匿名 · ★★★★★]

仕組まれた事故によって記憶をなくしたシルヴィオだったけれど、相変わらずフェリシアを愛していて、最後は無事に記憶を取り戻し、結婚できて幸せそうでよかったです。
記憶をなくしたシルヴィオは最初冷たかったり、記憶を失う前はしなかったことをしたりしていたけれど、フェリシアにとってもシルヴィオが記憶を失っていなければ知らないままだっただろうことも知れて二人の距離がさらに近づいたかなと思うので、ある意味記憶を失ってよかったのかななんて思います笑

[匿名 · ★★★★☆]

無邪気で無垢で幸福そのものっていう感じのお姫様。
ヒーローの忍耐力がすごい。
こういう子は放っといても幸せになっちゃうから物語としては多少の物足りない感はあるけど、幸福感たっぷりでした。