【感想・ネタバレ】灰色の世界で、もう一度君と恋をするのレビュー

あらすじ

中学生の頃、所属していたバスケ部で才能の差を目の当たりにした夕映は、夢を追う熱を失い色褪せた日々を過ごしていた。そんなある日、かつてお互いの夢を叶える約束を交わした直哉と再会する。「会いたくなかった。今の私を知られたくなかった……」現実から目を背け、逃げ続ける夕映だったが、過去そして直哉と向き合うことで閉ざした世界が色づき始めて……悩み、葛藤する高校生たちの、ほろ苦くもピュアな青春ラブストーリー!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

Posted by ブクログ

おじいちゃんが営む喫茶店、カスミ。白と茶色の角砂糖はレトロ感があって可愛くて。おばあちゃんとの想い出が詰まった素敵なお店。行ってみたいなと思いました。私も柚子ソーダに絶対アイスクリームをのせたいです!笑
夢を追うことから逃げて、色褪せた世界で過ごしていた夕映に、おじいちゃんの居る空間は温かくてとにかく優しい。夕映には唯一安心出来る場所なんですよね。おじいちゃんの優しさ、孫への愛情がひしひしと伝わりました。
傷は思ったよりも深くて、誰にも抉られないように下を向いて。ほんとうは今でもバスケが大好きなはずなのに。そんな気持ちを察することのできる直哉の行動力はかっこいいなと感じました。
夕映の頭を撫でる仕草、夕映を見守る懐の大きさ、おじいちゃんのことを「藤一郎さん」と親しげに呼んで仲良くする直哉に、同年代の子たちより大人びた印象を抱きました。
痛みを経験したからこそ、また前を向いていくことが出来る。たくさん経験して頑張って、つまずいて、それがたとえ大好きなことに背を向ける時間があってもいいと思う。どんな時間も決して無駄ではないということ。第一線で活躍することだけが全てじゃなくていいんですよね。夢への関わり方は幾通りもあるんですから。大切なのは好きだという気持ちですものね。
自分自身を認めて、受け入れることのできた夕映や直哉は、この先に困難があったとしても乗り越えて大人になっていくんだろうなぁと、成長を感じました。
ラスト、直哉の過保護な甘やかしは個人的に好きな部類です!笑  
 
 
  
 

0
2026年06月14日

「小説」ランキング