【感想・ネタバレ】巷談 本牧亭のレビュー

あらすじ

東京・上野の本牧亭は、落語や講談の中心地として、人々に親しまれていた。そこにつどう落語家、講談師、なじみの客たち、そしてあるじ。客席、舞台、そして楽屋うらが一体となっての、ちょっと哀愁をただよわせた人間模様。芸を愛し育てた人々が住むどこか懐かしい別世界の物語。第50回直木賞受賞作。

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Posted by ブクログ

この本の主役の一人桃川燕雄という人の描かれ方が先の車谷長吉の本に出てくる立派な人と共通していて興味深い。幸不幸に一喜一憂しない謙らず偉ぶらない態度がこれほどまでに評価されていたのは昭和以前のことなのだろう。

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2015年06月07日

Posted by ブクログ

上野広小路の講談の寄席を舞台に,静かに進んでいく小説です。(平成2年休席)
昭和30年代後半,落語の黄金時代でしたが講談は寂しい時代だったようです。時代と,本人の藝を愛する心が伝わってきます。
直木賞作品なのですが,No Imageですか…。

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2009年10月04日

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