【感想・ネタバレ】常識を逸脱せよ。――日本発「グローバルメガベンチャー」へ テラドローン・徳重徹の流儀のレビュー

あらすじ

【内容紹介】
世界第2位の経済大国だった日本はどこへ行ってしまったのか?
再びグローバル企業を生み出すために必要なイノベーション思考とは

早稲田大学ビジネススクール教授 入山章栄氏推薦!

「徳重さん、最高です!
知識を得る本ではない。
志、覚悟、執念の大事さに気づく本だ。」

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ドローンビジネスに出合ってから
わずか1年足らずという圧倒的なスピードで事業化。
その後も常軌を逸した海外M&Aや資金調達を推し進め、
2024年11月29日、東証グロース市場に上場を果たしたTerra Drone(テラドローン)。

創設者の徳重徹は黎明期のドローン市場を
いかにして切りひらいたのか?

◆新規ビジネスのチャンスを掴む戦法
◆伸びる市場を見極める観察眼
◆修羅場をくぐりぬける突破力
◆超巨大企業の信用を勝ち取る交渉術

……ほか、世界へ挑み続ける男の
普通じゃない経営哲学が凝縮された一冊。

【著者紹介】
[著]山口 雅之(やまぐち・まさゆき)
1961年神奈川県生まれ。フリーライターとしてビジネス・経済誌を中心に活動中。単行本の執筆多数。映像台本も手掛ける。「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞優秀賞」受賞。著書に『一流の人の考え方』(日本実業出版社)『塀の中から見た人生』(カナリア書房)。

[取材協力]徳重 徹(とくしげ・とおる)
Terra Drone株式会社 代表取締役社長。1970年山口県生まれ。九州大学工学部を卒業後、住友海上火災保険(現三井住友海上火災保険)に入社し商品企画・経営企画を担当。2000年に米サンダーバード国際経営大学院で経営学修士号(MBA)を取得し、米国でベンチャー企業の支援会社を立ち上げる。帰国後、2010年にTerra Motors株式会社、2016年にTerra Drone株式会社を設立。世界市場で勝てる、日本発のメガベンチャーの創出を志し、創業期から海外展開に力を入れている。

【目次抜粋】
はじめに
第1章 Foresight-世界で勝つビジネスを見極める執念と観察眼-
第2章 bravery-やると決めたら突き抜ける胆力-
第3章 Toughness-99%不可能なM&Aを実現した交渉力-
第4章 Challenge-低空域経済圏の覇者となるために-
おわりに

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Posted by ブクログ

大爆発するかは市場にかかっている
確実にうまくいくと確信できることだけしかやらないのが今の優秀な日本人
 日頃から挑戦することに慣れていないと、いざというときに反応できず、
 絶好の機会を逃す
大企業 リスク要素を取り除き、確実なことだけやろうとする
 大失敗は無いが、大きなインパクトのあることはできない

テラドローン
T字戦法  キーマンと深い関係 +横に広げる
顧客と価値 写真撮影ドローンサービス 世界で勝てるメガベンチャー
スピード  事業計画書を作らないで動きだす トライ&エラーを繰り返す
 最初から海外で 各国トップの情熱でゴーサイン →うまくいかないのが当たり前
 黎明期に地域一番の会社をM&Aで育てる →PMF(Product Market Fit)の確認
 マネージャーとの同期、WHYに対する解の提示 →ガバナンスが課題

修羅場を潜り抜ける、場数を何度も踏む
仲介や外部よりも自分で
 デューデリジェンスに1か月かける
  Web情報調査→連絡→訪問→買収交渉→滞在し現場を見る→買収→事業判断 
 ローカルでの成功よりも世界で成功したい心理を引き出す
 日本はスタートアップが上場しやすい 日本の企業というだけで安心される

鳥の目、虫の目、潮の目
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2025年08月15日

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