あらすじ
「ため込むばかりでなく、元気なうちにお金を効率よくどう使うか、絶えず、シミュレーションしておく必要がある」。
というように、社会保険労務士でフィナンシャルプランナーの著者がすすめるのは、自分が最期を迎えるときに資産がちょうど0になる“ゼロ活”。
平均寿命と健康寿命から逆算し、老後に必要な費用や相続の分を差し引き、老後に使える費用を算出することで「豊かすぎるセカンドライフ」を実現させます。
本書は、そんな“ゼロ活”の考え方やメリットを紹介しつつ、読者が“ゼロ活”を実践するためのマインドも身に着けることができる一冊。
【目次】
■はじめに ~悔いなき人生を謳(おう)歌(か)するために~
■序章 2つの事例
■1章 お金を使い切る幸せとは?
■2章 自分の好きを見つける旅
■3章 “やりたいこと”を働く理由に
■4章 「あといくら」「あとどれだけ」――人生の残高を見直そう
■5章 暮らしを軽くして、“本当に大切なこと”だけにお金を注ぐ
■おわりに~老樹の桜を夢みて~
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
コロナ禍による在宅、高齢な両親と同居のため離職、荷物に埋め尽くされた実家への引越…。自分は誰にも迷惑かけずに終わりたい!と常々思っていますが、そんな考えを固めてくれる本でした。
Posted by ブクログ
人生を豊かにするために大切なのは、やってみたいと思ったことを「まだ早い」「そのうち」と先送りにしないこと。経験という投資は、早く始めれば始めるほど、後々に大きなリターンをもたらしてくれるものなのです。
人の目や他人の言うことを気にせず、自分の時間や興味を大切にする。そうした生き方が、自分らしく前向きに人生を楽しむためにはとても重要だと感じています。
複数枚のカードを持っている方は、お気に入りのお店で割引が受けられるものやポイントが貯まりやすいものなど、本当に便利なカードだけを厳選しましょう。
50代くらいまでの働き方には、大きく分けて2つのタイプがあったのではないでしょうか。ひとつは、家族を支えるため、収入を得るための生活のための仕事。
もうひとつは、職業人としてキャリアアップを目的とした仕事です。
そして、50代以降の働き方としては、3つ目の「生きがいとしての仕事」を意識してほしいのです。
火災保険と地震保険にも継続して加入しましょう。
特に火災保険は、火災だけでなく自然災害全般にも備えられる住宅総合タイプがおすすめです。最近は豪雨災害などが増えていますから、自宅の地域のリスクを考えて「水災」の補償が付いたタイプを選ぶといいでしょう。補償内容も確認しておきたいです。
Posted by ブクログ
人生後半にお金を使い切ることを恐れず、生活を充実させて暮らす「ゼロ活」を推奨した一冊。お金・労働・自分の好き嫌いなど、50代くらいから考えておくべきことがわかりやすく提示されています。広く浅くな内容なので分かりやすさ優先の方におすすめ。
Posted by ブクログ
本書で提示されているほぼ全ての事柄は、頭に入っている事ばかりだったので、個人的には目新しい内容はなかった。ただ終活など考えた事もない方なら少なからず参考になると思うので、読む価値はそれなりにあると思う