【感想・ネタバレ】家内安全のレビュー

夏石鈴子

誰かを好きになって、恋をして、一緒に暮らす。そこには、たくさん喜びや悲しみ、想いの襞が重なりあっている。夫と娘と初詣に行く日常を得るまでの、恋愛と仕事に戦う日々を描く表題作「家内安全」のほか、「ゆっくり進む船が行く」「鉄紺」「ぬるぬる」、平間至の写真から生まれた「ショートストーリーズ」など、いずれも、恋をする心と体を、まっすぐに見つめた小説集。

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何度も読み返している。女性の心の微妙な動きにものすごく共感する、わたしにとってオンリーワンな作家。恋してる時に読むとたまに泣きそうになる。

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1/2 年頭からすごい本にあたってしまった。もうせつなすぎて衝撃的。文章を追っているだけで涙が出た。激烈におすすめ。夏石鈴子さん，好きだ。