あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
憧れの宝庫であった日本。イタリア人漫画家はある挑戦を携えて、この地に降り立った。時には朝の道場で座禅を組み、時には宮崎駿や谷口ジローのもとを訪れ、時にはお気に入りの書店を巡る、夢のような日々。そして彼は挑む、日本での雑誌連載を。しかし、“マンガ帝国”の常識は想像を超え、ある時は160ページのネームがボツになって――。イタリア人漫画家が在りし日の日本での挑戦と暮らしを振り返るグラフィックノベル。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
90年代に『モーニング』で『ユーリ』を連載していたイタリア人漫画家による回想録。
---
三島由紀夫や阿部定に関する知識の深さに日本に惹かれた様子が伺える。谷口ジロー氏や宮崎駿氏と会ったり週刊漫画雑誌でカラー漫画の連載を持つことができたり良い時代の日本を堪能されたようだ。
言葉に関しては難しかったらしく手書きの日本語があやしかったり、日本に関する知識が深く考えすぎたり誤認したりしている面も味わいの範疇で良い。