あらすじ
現実と妄想のハザマで右往左往。
42歳-54歳――
“カヨコの12年”が詰まったエッセイ集！
本書は大久保佳代子さんが『POPEYE』と
『Tarzan』で足掛け12年以上にわたって
連載してきた120本以上のエッセイを
まとめた一冊です。
「ガテン系男子にカヨコを差し入れ」という
濃い目の妄想から、
「老後を見据えてVIO脱毛」という
アラフィフの現実まで、
縦横無尽な“カヨコワールド”が展開されています！
【「はじめに」より】
「パジャマあるよ」と言われた時、
10歳の時と28歳の時の反応が違うように、
人って変化していく生き物なんだと思います。
この本は、42歳から54歳までの
12年間を書き綴ったエッセイ集です。
シャレオツシティボーイの
愛読誌である『POPEYE』と、
マッスルヘルシーピープルの
愛読誌である『Tarzan』で、
月に一度のペースで
連載していたものをまとめました。
エッセイの合間には、当時を振り返りつつ、
「今の佳代子」をテーマに
書き下ろした文章を入れています。
この12年間は、イチ女性としても
イチ芸能人としても、まさに変動の期間。
その時に起きた出来事や関心事を、
皆さんに楽しんでもらえるように、
その時の最大のサービス精神で
お届けしてきたつもりです。
正直、内容的には非常にしょうもないです。
お下品でお下劣で、性悪な人間性もかいま見えて。
我ながら、自分って嫌な人間だなと思います。
でも「大久保さんって最低だな（笑）」とか
「こんな人にはなりたくないわ！（笑）」など、
ポップにエンタに蔑んでもらえたら嬉しい限り。
時に私も、人を蔑んで
楽しんでいますから良いんですよ。
この本の定位置は、本棚なんて高望みはしません。
トイレの中で充分です。
いや、便器の脇こそべスポジです。
トイレという密室で脱力しながら読んでほしいです。
頭から順番通り読む必要もありません。
何気なく開いたページの１本のエッセイが、
ふんばりを後押して
快便につながることを期待します。
もしかしたら人生のふんばり時にも、
役に立ったり立たなかったりするかもです。
佳代子の12年間の集大成、
お好きなところからご自由に。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
何度、吹き出したか。文句なく面白い。
パコ美と気楽なシングルライフや芸人仲間との日々、
50代の体の不調、彼が欲しい叫び、率直にめっちゃ面白ろ可笑しく書かれていて、エッセイが出るたびに絶対読むと誓った。
Posted by ブクログ
大久保さんのPodcastを聞くことにハマっており、その流れからエッセイを読んだ
Podcastで言っていたようなエピソードがより細やかに文字に落とし込まれていたし、やっぱりおもしろい
芸人さんは文章を書いてもおもしろいからすごいな
愛犬との日々や女性芸人さんとのエピソードなどなど。また恋愛に絡めた話なんかも出てきてさくさく読めるのがよかったし、体調崩したタイミングだったのでこれくらいの読み口がちょうどよかった
大久保さん、またエッセイ本出すかな～？
Posted by ブクログ
笑えました笑っ
大久保さんの下ネタ全開で想像力の豊かさが、面白い発想力に繋がっているのかなと思います。
人間関係もわかり、TVで観る大久保さんの辛口発言やスベりトークもまた楽しみです。
Posted by ブクログ
大久保さんを楽しむことができた。
一番の衝撃は、パコ美ちゃんが排泄物したブツを口にくわえる事があるのは聞いたことがあるが、それを口から離した瞬間に素手でキャッチすることもあるというところ！
ペットを飼っている方々からすればあるあるなのか。さすが！
Posted by ブクログ
下ネタ多めだが、全然苦にならないのは私も歳を重ねたし、なにより何人かの女芸人さんのエッセイを読んだからだろうか。下ネタ、独身の女友だち、独り身の寂しさ、愛犬、両親の介護などなど。なんだか読むのに時間がかかったが、読み始めたら一気に読めた。
Posted by ブクログ
めちゃイケ世代の私にとって、小学生の頃からテレビで見ていた芸人の1人です。確か、OL時代からテレビ出てた気が…。OLから、今のポジションまでよく上り詰めたよなぁと思い、その人の生活が知りたくなり、読み始めました。
自虐ネタと下ネタのオンパレードで、「しょうもないなぁ」と思うところが多々あるのですが、随所に大久保さんのワードセンスが光り、思わず電車の中で吹き出しそうになる時がありました。
大久保さん自身が、「トイレに置いておく一冊」と称していますが、ほんとにトイレで一話読むのにちょうどいい長さであり、内容だと思いました。
Posted by ブクログ
盛ってるところもあると思うけどこれだけ赤裸々に自分の本音やら日常を本にするのもかなり勇気が要ったと思う。
個人的な見解だけど、一人暮らしの独身が犬を飼い始めてその犬を擬人化し始めたら人生終了のお知らせだなと強く感じた。
