【感想・ネタバレ】探偵は月夜に恋をするのレビュー

あらすじ

探偵の田崎直哉は素行調査の尾行中、ターゲットである池端が執心している美貌のホスト・雪彦に一目惚れしてしまう。所詮住む世界が違う相手だと忘れようとしていた矢先、バーで雪彦に声をかけられた直哉。戸惑いながらも謎めいた雪彦に誘われるように蠱惑的な一夜をともにする。そんな中、ホストクラブと暴力団の繋がりを耳にした直哉は雪彦に店を辞めるよう忠告するのだが――!? ※本文にイラストは含まれていません

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2001年に刊行されたノベルズが文庫になった新装版。書き下ろしSSつき。

月夜の晩に一目惚れし、いつしか恋人になったホストな美青年は謎めいていた。
彼の正体は一体?というお話。

BLファンタジー感満載で、さすが遠野さんだけあって、
作中引っかかることなく最後まで楽しく読んだけど、クライマックスシーンが(滝汗)。
今読むと攻が格好いいと思えず、アホにしか思えん。
いくら正体を分らせるためとはいえ、一探偵にしかすぎないのに。やりすぎだろうと。
でも引越しうんぬんからするに、意外とバカップルでお似合いなのかも(笑)。

書き下ろしは、元同居人の想い人が分るSS。
そういうことだったのねと腑に落ちるものの、何で8年間も好きじゃない相手と
続いてたんだよー許してたんだよーとふつふつと不可解さが湧き起ってくる。
SSじゃなくきっちり描いていただきたい。

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2012年09月07日

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