【感想・ネタバレ】世界最強の米国株で始める株の教科書のレビュー

あらすじ

◆TOP10%の投資家になる方法とは?
「勉強しないで学校の成績を上げたい」
「練習しないでピアノが上手になりたい」

あなたの子どもがこんな発言をしたら
きっとこう思うはずです。

「そんなことは絶対に無理だ」と。

株式投資も同じです。
勉強せずに投資でリターンを上げるなんて
できるはずがありません。

◆しかし、ちまたでは
YouTuberがおすすめする商品に投資する「いいなり投資」や
投資信託に積み立てて、あとはほったらかしの
「ほったらかし投資」が流行っています。

これまでは「いいなり投資」や「ほったらかし投資」で
お金を増やすことができたかもしれませんが
この先もずっとうまくいくとは限りません。

では、どうすればいいのか?

その答えは「勉強すること」です。
では、何を勉強すればいいのでしょうか?

それがこの本のメインテーマです。
具体的には次の4つ。

(1)マクロ経済
(2)投資戦略
(3)個別株選定
(4)テクニカル分析

意外と世の中にはこの4つを
しっかり1冊で解説した書籍がありません。
そこで本書を世に送り出すことにしました。

◆著者は100万円から米国株投資を始めて
10年で1億円、そののち総資産を4億円に増やし
いまではFIREして悠々自適な生活を送っています。

米国株投資の魅力に取りつかれ
足掛け10年以上、成功と失敗を繰り返し
トコトン勉強して米国株一本で勝負してきた
著者の実践メソッドがあますところなく詰め込まれた本書。

日本では、こと米国株投資に関して
ここまで勉強している人はいません。

ですから、本書で解説する内容を網羅すれば
米国株投資のトップ10%に食い込むことができます。
もちろん、本書で展開するメソッドは米国株に限りません。
株式投資全般に有用です。

◆「英語が得意じゃないから無理」「海外の情報は取りにくいから難しい」

こんな声もよく聴きます。
たしかに言語の壁、国境の壁はあります。
しかし、いまや翻訳機能を使えばなんなく読みこなせますし、
生成AIを活用すれば英語の情報収集も想像以上に簡単です。
その具体的なやり方も本書で詳しく解説しています。

何より、米国株は日本株と比べて、
10倍、100倍の成長が見込める将来性豊かな銘柄がたくさんあります。
日本株と違って、1株単位で買えるのも魅力の一つです。

長い目で見れば、米国経済は今後も
大きく成長していくことが期待されるので
その波に乗らない手はありません。

ぜひ、米国株投資への第一歩を踏み出してみてください。

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Posted by ブクログ

【書籍の要旨】
 米国株が強いと言われている経緯等を
 マクロな視点から説明し、その後の投資先となる企業を
  ファンダメンタル分析
 を用いて分析。分析したのちに、
  テクニカル分析
 を用いて売買タイミングを図るといった当たり前といえば
 当たり前だが意外とやれていないことを説明しています。
 
 生成AIも使いながら分析していくことで、
 企業に関する情報収集もかなり楽になってるんだなあ
 と本書を読んでみて実感。

【主なトピックと学びになったこと】
・FRBの役割
 FRBの役割は、「物価の安定」と「雇用の最大化」
 ※デュアルマンデート

・消費者物価指数
 消費者物価指数(前年比)が2%を超えるとインフレ傾向、
 6%以上になると深刻なインフレとして早急に対処が必要。

・儲かる株の基準
 ①企業に将来性がある
 ②「良い決算」を出している
 ③決算時のカンファレンスコールにポジティブな要素がある

 上記の具体的なチェックの流れとして、
 STEP1 企業の将来性を確認する
  生成AIやメディアで情報収集
  企業のIRページのチェック
  企業のYoutTubeサイトにある製品説明やデモの確認
  製品ごと、地域ごとの売上の割合確認
 STEP2 過去2年間の決算を確認する
  8クオーターの決算がビートしているか?
  ※ただし、企業や市況によっては1,2回のミスは許容
 STEP3 直近の決算時カンファレンスコールを確認する
  生成AIに読み込ませ、和訳かつ要約してもらう

・トレーリングストップ
 逆指値の指値を更新し続けてくれる注文。
 損切ラインを定義する際に有効。
 株価上昇のたびに損切りラインを自動的に引き上げてくれるが、
 利用可能な証券会社が少ないのがネック。

・テクニカル分析
 MACD:
  トレンドの方向性や転換点把握に活用。
  MACD線がゼロラインをしたから上にクロスすると、
  買いのサインとされ、上昇トレンドが始まる可能性がある。
 ブレイクアウト:
  レンジ相場の上限または下限を突破すること。
  騙しも多いので、出来高も合わせてチェックすること。
  (出来高が多い=参加している投資家も多い=トレンド継続)

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2025年05月31日

Posted by ブクログ

1年未満の短期債の利回りが10年の長期債を上回る状態のことを「逆イールド」と呼ぶが、過去50年の歴史では逆イールド発生後にほぼ確実にリセッションが来ている。

良い決算の条件は以下の三つが全て事前のコンセンサス予想を上回っていること。
①今期のEPS(1株あたり純利益)
②今期の売上高
③来期以降のガイダンス(業績見通し)
決算は過去2年分(8回分)を見る

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2025年05月15日

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