【感想・ネタバレ】教養としての「異文化理解」のレビュー

あらすじ

◎異文化理解とコミュニケーションの基本を解説した画期的入門書
異なる文化に触れるとき、つい自分の価値観を基準にしてしまいがちですが、文化によって考え方や行動の基準は大きく異なります。異文化の人々と適切なコミュニケーションをとるには、相手の文化的な特徴を知っておくことが何よりも重要なのです。
また同時に、自分自身の国の文化の特徴を客観的に把握しておくことも求められます。本書は、そのような異文化理解とコミュニケーションの仕方を、教養として身につけられるよう、イチから丁寧に解説していきます。

◎東京外国語大学で教えてきたノウハウを大公開
著者の勤務先である東京外国語大学では、学生の8割が在学中に留学を経験し、また同時に、世界80か国以上から留学生を受け入れています。
そのような教育機関において、25年にわたり日本人および留学生たちを相手に、異文化理解・コミュニケーションをテーマに教育活動を行ってきた著者が、これからの日本人が知っておくべき必須教養を余すところなく解説します。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

教養としての「異文化理解」』では、異文化理解のメカニズムや言語/非言語コミュニケーションを、豊富な事例を交えてわかりやすく紹介。判断保留・アンガーマネジメント・DIEメソッド・アサーティブコミュニケーションの4つの克服法も示されている。
特に印象的だったのは「日本人は開始時刻に正確だが、終わりは柔軟」という指摘。確かに会議は時間どおり始まっても、終わりが延びがちだと共感した。
私見だが、こうした傾向が“会議後の飲み会で続きを話す”文化につながっているのかもしれない。日本人の特性を客観的に見つめ直す良い機会となった一冊。

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2025年10月13日

Posted by ブクログ

文化の特徴は、
❶ 先天的ではない
❷ 環境で学習される
❸ 集団で共有される
❹ 無自覚に存在する
❺ 世代を超えて継承
国境は関係なく、家族ほどの集団でも文化が形成されるということかな。人付き合い自体が異文化交流と捉えたら人間関係が少し楽になりそうです。

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2025年10月04日

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