あらすじ
『現場力を鍛える』『経営の構想力』に続くシリーズ第3弾が遂に登場―「現場」と「構想」をつなぐ「組織」の力はどう高めるか、明日からできる実践的な方法でその極意を明かす。
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Posted by ブクログ
元サラリーマンたちによる著書であり、自らの苦悩と苦闘の上に書かれているので共感することしきり。具体的に実行すべきことも勉強になりますが、マネージャーの役割の重要性を熱く説かれており、折に触れて読み返すと萎んだ気持ちが再生されます。オフィスの座右に置いておきたい一冊です。
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「組織運営」についてのリファレンスモデル(参考書)として使える本。
・アプローチ:組織×運営方法×フレームワーク
・特筆点:組織運営を考える際に網羅性があり考え方が参考になる
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「組織力」の構成要素を「?遂行能力」と「?戦略能力」に分けて各ポイントで必要な点を説明しています。また組織をまとめるマネージャーとしての心構えにフォーカスを当てているので、自分の現在と照らし合わせることができ、非常に分かりやすい本です。
Posted by ブクログ
組織のことを考える際に繰り返し読んでみたいと思える本であった。ただ少し難しくて読みにくく、前半に本質が集中しているため後半流してしまった。
以下自分自身に言い聞かせる意味で目に留まった項目を記す。
p.12 組織力=遂行能力×戦略能力
遂行能力―最後までアウトソーシングできない、卓越した現場の実践力
戦略能力―「シンプルで、整合性」のとれたビジネスモデルを構築し、「場」を通じて組織と戦略がともに進化していく適応力
組織力―組織が自らを変革し結果を出していく力
p.55
① 適切な目標、活動計画を設定し、マネジャー、メンバーの双方が納得して開始すること。
② 必ず途中でダイアログ(対話)を持ち、進捗状況やまわりの環境変化を共有すること。すなわち、何がどれほど進んでいるか、遅れているかを確認したり、対応策やマネジャーからの必要な支援などを行うことである。
③そして最後は、結果はどうであったかを双方で確認する。何ができて何ができなかったか、何が正しく何が間違っていたかを共有すること。とくに、何を学んだか、それを今後にどう活かすかを共有することは大切だ。
p.71
マネジャーが自らのチームを率い、その目標を「やり遂げる」ために不可欠な5つのポイント「マネジャーの心得」
1. ワンランク上で考え、ワンランク下で手足を動かす
2.「問う力」を鍛える
3.自分の言葉で伝え抜く
4.自らを難しい環境に立たせる(コミットする)
5.「先を読む力」をつける
p.104 報告力を鍛える 商談や出張 結果として何を持ち帰り、ポイントを3つ報告するとしたらそれは何か?事前に考え整理しておく。
p.110 人を育てる楽しみ
人に対する興味の強弱というよりは人の成長をともに喜べるかどうか。
→第一歩はまずその人をよく理解すること。
Posted by ブクログ
上司に薦められて読みました。
組織力はどのように形成されるのはシンプルにロジカルにまとめられています。そのとおりだと思います。」
組織力=遂行能力×戦略能力
そしてそれぞれの能力には2段階ある。目標を置き実践していこうと思います。
Posted by ブクログ
組織力を引き出すための観点が書かれている。
概要は「全くその通り」と共感できるが、それをどう実現していくかについての泥臭い部分まで踏み込んでいないためちょっと物足りない。
Posted by ブクログ
同じオペレーションをしても、組織によって業績に大きな差が出る。
その鍵を担うのが、マネージャーだと説いている。そのマネージャーが意識すべき組織力とは、遂行能力と戦略能力の掛け算であるとな。
よって、マネージャーに求められることは、やり遂げることと、人を育てること。
まず、戦略。ビジネスモデルを腹に落とし込んでいるか。ビジネスモデルとは、ロジックの連鎖。シンプルであり、整合性が取れたもの。つねにここに立ち戻る。だから、会社は何を目指し、どこへ行こうとしているのかに答えられないマネージャーはダメ。会社の方針と自身の価値観のすり合わせもマネージャーの仕事。
次に人を育てること。だって、オーバーアチーブの人ばかりだったら生産性上がるじゃん!そのためにマネージャーは、情報を共有し、メンバーの力を理解し、メンバーを支援し、やる気を引き出す。こうしたことが自然とできるようにトレーニングする。
○将来の描き方
自分の興味や関心を客観的に整理
自分の価値観を認識
10年後の姿を描く
ギャップ認識
シナリオ作成
○キーの配列のはなし
早すぎるタイピングだと、PCが反応できないから、あえて打ちにくい配列にした。それがデファクトスタンダードになってしまった。
Posted by ブクログ
利益を出す「組織」とは「組織力が高い組織」である。すなわち「"戦略能力"と"遂行能力"が高い組織と言い換える事ができる」という仮説を元に展開された組織論。
そして、「組織が減衰する要因とは」「遂行能力とは」「戦略能力とは」と続き、「真のリーダーとは」と、体系だった構成になっており割と読みやすい。
何かがすごく役に立つ、と言ったものではないが、「組織」を考える上では目を通しておいて損はない論であると思う。
Posted by ブクログ
コンサルタントとして、組織構築をサポートさせて頂き始めた頃に読んだ本です。ローランドベルガーのコンサルティングは、日本にあったプロセスを行っていると感じていたので、勉強にしました。
わかりやすい一冊だと思います。