あらすじ
★どんな本を読んでも、結局イライラに振りまわされてしまう人へ★
★30年以上、人間の意識について研究してきた筆者が初めて「怒り」についてまとめた集大成★
★「応急処置」ではなく「根本解決」!怒りを生み出す意識そのものを変えてしまうコツ★
朝、満員電車で押しつぶされそうになり、誰かが背中をグイッと押してくる。その瞬間、思わず舌打ちしそうなほどイラ立ちを感じる。
職場では、上司が「これ、やり直して」と鼻であしらうようなひと言を放ち、胸の奥にカッと熱が走る。
疲れて帰宅すれば、パートナーの何気ないひと言にまたイラッ……。
私たちは、こうした“小さな怒り”に日々振りまわされています。
しかし本書でお伝えする「怒らない状態」は、その常識をくつがえします。
従来の怒りの対処法といえば、「深呼吸して抑える」「カラオケで発散する」など、さまざまあります。
どれも素晴らしい方法ですが、やはり、いずれも応急処置です。
本書でお伝えする方法は、湧いてきた怒りに対処しようとするだけではなく“怒りの構造そのもの”にアプローチします。
「怒り」と闘うのではなく、「怒っている自分」を深く見つめること。
怒りを無理に抑え込むのではなく、怒りを生み出す意識を変えることで、根本的な解決を目指します。
ゆえに、本書の「怒らない状態」とは「絶対にイライラしないカンペキ人間を目指す」ということではなく、「怒りに影響されないようになり、人生を軽やかに過ごせる人になる」ことを言います。
本書の内容を実践することで、今後の人生、一瞬の怒りによって感情が爆発して、何か大切なものを失ってしまうような経験はなくなるでしょう。
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Posted by ブクログ
怒りを切り離す
が難しいんだよなー。
それができたらイライラしてないんだけど。
自己肯定しつつ自分の根幹に迫るのは苦手ではないので、そうしようと思う。
具体的な場面、「あるある」だったのでとてもわかりやすかった。
Posted by ブクログ
ここ最近仕事でイライラすることばかりなので購入。
個人的にタメになることたくさんあった。
・自分が怒ってるのではなく自分の中で怒りという反応が起きている
・怒りが起きるのは別に変なことではない
・日々の小さなことでも感謝の気持ちを持つ
・怒りやストレスは自分自身が成長するチャンス
・怒りが起きるのは自分が望むもの
などなど、すごくためになった。
Posted by ブクログ
瞬間湯沸かし器並みに怒りの感情が湧き上がるスピードが速く、特にPMS期には自分でも抑えられないくらいの苛立ちにかなり悩んでいたので購入。
試そうと思っても難しいもの、試したけど効果がないもの、色々あったけどとりあえず「怒りを感じたらその場を離れる」だけはやってみようと思う。無理な場面もあるかもしれないけれど…
Posted by ブクログ
【所管】
いわゆるアンガーマネジメントの書籍。アンガーマネジメントについてはあまり真面目に考えたことがなかったが、分かりやすく、優しくまとまっていたと思う。オマケで着いてるAIアプリがすごい。これは良いカウンセリングになってくれると思った。
特に気に入ったフレーズは、「怒りはあなたではない」というもの。最近、すぐイライラしてしまうけど、それは私自身の特性ではなく、一時的なエネルギーなのだと考えたから、かなり気持ちが楽になった。満員電車とか、すぐ突発的にムカついてしまうこともまだまだあるけど、なるべく心穏やかに、周囲の人に媚び売っていられるくらいの余裕を持てるようになりたい。
【ダイジェスト】
①怒りというものは悪者にされがちで、無視されてきたが、それは誤り
②怒りを無視することで、ほかの感情も抑圧されてしまう
③怒りは「自分」ではなく、一時的なエネルギーであると認知する
④怒ってしまったとしても、それを責めない
⑤怒りは、自分がほんとうは何を求めているのか理解するためのキッカケである
⑥怒った自分を許す、怒りを適度に解放することを行いながら、怒りに振り回されない自分になる
⑦イライラしてしまった際の処方箋の紹介。(その場を離れるとか、紙に書き出したり、お茶を飲んで休息をとったり…)
⑧自分の「怒り」からほんとうの望みを発見するための心の解放ワーク
⑨自分らしさを発見する感情のトリセツ。
ほんとうの望みはなにか。それを叶えるために、どうやって自分を許し、他人に接するか。
→愛をもって接していく
Posted by ブクログ
『「怒り」は「自分」ではない』
『怒りは「ただの反応」でしかない』
『つまり「私が怒っている」のではなく、「私のなかで、怒りという反応が起こっている」と捉えることができます。』
わたしにとって、とても嬉しい言葉でした。
そして、ラストの『あとがき』の中の、
『怒りを手放した先に、本来の姿があったのです。
あなたの本当の姿は、その奥にある優しさや愛なのです。』
に、救われた想いがしました。
第1章から第4章までは、処方箋を含め怒りのコントロールするための考え方・方法・ワークがわかりやすく紹介されています。
わたしのイチオシは、『第5章、怒りを乗り越えた先の世界を知る「感情のトリセツ」』です。
色々なパターンの怒りを具体的に解説してくれているので、直ぐに実践できます。
難しい専門的な用語もなく、わかりやすい文章で、あっという間に読めて、そして、理解ができます。 更に、一番大切な実践がしやすいと想います。
Posted by ブクログ
ありきたりのことが書いてある。不機嫌な自分に悩んでいて、どうにかしたいと思っている人が最初に読む本としておすすめ。わかりやすいかつ、実践しやすいことがたくさん書いてある。