あらすじ
ユニ・チャーム、エイチ・アイ・エス、ハウステンボスで経営の現場に立った筆者の実体験を、エピソード形式で綴った、幸せに働くための実践的書籍。筆者は常々、目の前の仕事をする根底に「会社から給料をもらっているから」「組織の方針だから」「社長がやれと言ったから」という価値観がいまだ日本社会に根強くあることに違和感を持っていた。そうした価値観で動く人に「では、社長に『死ね』と言われたら死ぬんですか」と皮肉めいた質問をしたこともあった。本書では「どうすれば人は納得をして働くことができるのか」、その方法を伝えるとともに、「納得をして仕事をするとなぜ人は幸せになれるのか」を解説する。それらは机上の理論ではなく、あらゆる有名企業の現場から、経営者としての立場まで、筆者の実体験をもとに綴られている。読後には「なぜこの仕事をやるのか」、腑に落ちて働くことができるだろう。 【本書の内容】●第一章 「なぜ?」を「納得」に ●第二章 「主体的」に考え抜こう ●第三章 すべては「お客さま」のために ●第四章 「納得」こそが組織を変える ●第五章 「リーダーの使命」は人と組織が育つ風土を作ること ●第六章 「納得」は国境を越える ●第七章 「幸せな人生」の先生
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Posted by ブクログ
お客様やその先のお客様に新しい価値をお届けできているのか
私たちの活動は何のためにするのか
エンドユーザーの手元に届いて初めて成果と言える
この本の中につまっているメッセージはどれも今の自分にすごく大切なものでした。
L&D(Learning and Development)のチームに入社して半年。
日々の業務は?と聞かれたら、研修を行ったり、研修の内容を考えたり、研修のアップデートをすることが多いです。
が、”研修をすること”はあくまでプロセスでしかなくて
なぜ研修をするのか、誰のためにするのか、誰がどうなるためにするのかが大事。
なので、極論をいってしまうと
社員の方に、その方が必要な学び・気づき・スキル・知識をお伝えしてその方が最高のパフォーマンスを出せるようになるのであれば”研修”という形ではなくてもよいのかもしれない。(って研修担当している私が書いていいのかは置いておいて)
今日はこの本を読みながら、改めて、私のあるべき姿、L&Dとしてのあるべき姿について考えることができました。