あらすじ
多才な村上信五の思考回路&新・人生論。
43 年間のエピソードとともに綴られた 1 冊
エンタメ界で20年以上活躍し、数多くのバラエティ番組のMCとして抜群のトーク力を発揮、最近では積極的に社会貢献に取り組んでいる村上信五さん。熱量高く全力で物事に向き合い、輝かしいキャリアを手に入れ成功しているかのように見られている彼が、仕事で感じた葛藤や挫折。そこから導き出した、自分なりの新しい心の持ち方=メンタルコントロールそしてコミュニケーション術が、今回の著書「半分論」の核になります。
物事の答えは無限にあるからこそ、二択を軸にして考える。日ごろジャッジするときには一択にするのではなく、2つの答えをベースに持って展開して行くと、仕事はもちろん人生は「心地よく」「楽になり」、滞っていたことも「好転」し始める。
この彼の独自の思考とエンタメというビジネスの世界で培った経験から習得した新・脳内ロジック、心構えをまとめた一冊。
人生100年時代の今だからこそ――【仕事で行き詰っている】【自分に自信がない】【仕事とプライベートとの折り合いがつかない】【自意識と承認欲求に潰されそう】【コミュニケーション下手】といった人の脳内整理のヒントになるはず。
《コンテンツ》
■第一章――「半分論」とは何ぞや?を徹底的に解説
■第二章――「半分論」を活用できる場面、方法を具体的に紹介
■番外編――「半分論」を使ってどう変わっていくかを具体的に紹介
【村上信五さんからのコメント】
初の執筆。小説ではありません。自叙伝でもありません。ジャンルが分からないまま、書き終えてしまいました。あえて言うならば、僭越ながら僕なりの哲学書とさせて頂けたらと思います。これまでは表にハッキリとは出していなかった、いや、もしくは出せていなかった?頭の内側を書いている間にも自分の思考パターンが整理されていきました。様々な変化が著しい時代だからこそ、どんな状況にも活用出来る考え方の羅列になっております。年齢や経験で変わる思考回路に、より柔軟性を持たせられる様に僕が日々心掛けている事を、個人の日常と世の中の汎用的な場面を用いて書かせて頂きました。是非、一読頂きご自身の思考の変化を味わって頂けますと幸いです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ずっと応援しているSUPER EIGHT村上信五さん初の著書。ファンとして村上さんの頭の中を垣間見ることができて良かったし、現代を生き抜く術も学ばせていただけた。
悩みは悩みじゃなくなるまで、半分に割っていけばいい。現代を生きるすべての人が参考にするべき考え方だと思う。
続・半分論もお待ちしてます!
Posted by ブクログ
正直、アイドルが書いたエッセイだろうと舐めていた部分があった。見事に覆された。
月曜から夜ふかしでたまーに見かける程度の存在で正直元々村上さんのファンではなかったが、この本はとても面白かった。文章もなんとなくだがほとんど自分の言葉で書かれたのだろうなということが伝わってきた。なので、トップに上り詰めた人の思考法をそのまま見ることができたという感じ。
この本を読んで「中庸」でいることの大切さが分かった。私はすぐに0-100思考で完璧な結果じゃないと、成功ではないと思っていたところがあったが「自分の夢が半分でも叶えばとんでもなくスゴいこと」という言葉にはっとした。完璧でなくても少しでも目標が達成できたら自分のことを褒めてあげられるようになりたいと思った。
村上さんの思考にたどり着くにはまだまだ未熟な部分が多いが、まずは思考を停止・放棄するのを止めることから始めたい。
Posted by ブクログ
文章の感じから考えて、村上さんが書いた原稿にあまり手を加えずに本の形にしたんじゃないかな〜と思うので、村上信五という人の思考のプロセスや言葉選びがダイレクトに感じられた。なんでもかんでも断定や断言を避けがちな現代において、すぱっと言い切ってくれるところも気持ちいい! アイドルとして30年近く活躍してきて、今ではさまざまな分野に挑戦している村上さんだからこそ身についた思考法なんだろうな。それを教えてくれてありがたいな〜。
【読んだ目的・理由】好きなアイドルの著書だから
【入手経路】買った
【詳細評価】☆3.8
【一番好きな表現】どんな問題も点で見れば解決かもしれませんが、線で見れば改善です。
Posted by ブクログ
★目的・知りたかったこと
村上さんのポジティブなメンタル思考を知りたい。取り入れられるところがあれば取り入れたい。(メンタルやられそうになる時に、心に村上さんを召喚させるときがあるので)
★わかったこと
・人間、得意不得意があるから自分1人で100にはできない。人と合わせて100にできれば良い。また、仕事は半分は自分の責任だけど、半分は不確かなことが起きるし誰かのせいにして良い。全てが自分のせいだと背負い込まない。
・半分うまくいけばラッキー
・評価は組織が得る、自分は「達成感」を得られればok
①半分論とは大きく2択で考え広げていくこと。両翼に広げていき(なるべく多く)、こっちはないなと思ったらその選択肢は捨てて考えない。ネガティブな思考が広がりやすいけど、ネガティブな気持ちが広がってきたら同じくらいポジティブな選択も広げる。誰にも迷惑かからない。
→どうなるかわからない未来に考えるべきポイントが絞れる。ごちゃごちゃ考えない、考えなくていいことは考えない。
②人と合わせて100にすること。
→自分が思いつかないことをやってくれたら、なんてラッキーなんだと!人の思考はそれぞれ。自分の能力が低いなんて思う必要ない。
③中央値を持っておくことで、ふんぎりを付けて生きていける。ただ諦めたわけじゃない、自分の中央値で判断して進む。
→本音と建前のXとY軸。これについてまず考えたい→
︎⭐︎仕事と子どもたちとの時間⭐︎子どもの体調不良時の仕事の仕方⭐︎これからのキャリア
★印象に残ったこと
中央値の話のところで「諦めるということはそんなに悪いことですか?」の一文にふと心が軽くなった。
そうそう、村上さんが書いているように、職人とか専門職の人とか道を極めてる人、人生の目的が定まっているように見える人はとってもかっこいいし、そうなりたいと思う自分もいた。そしてそれに焦って。
一つ憧れていた仕事があったけど、子どもや学費、生活費の部分で踏ん切りや勇気が出なくて。きっと諦めるんだろうなと思いつつ、諦めたって言う終わらせる勇気もなくて。
いつまで決断から逃げてるんだとずーっとモヤモヤしてたんだけど、この夢と現実の中央値の話を読んで、これで踏ん切りがつけられるかもしれないと光が見えた気がしました。
EIGHTERなんで、村上さんの思考が知れて純粋にとっても嬉しかったし、ちゃんと体現してる姿も拝見してるので説得力もあった。
ただ、色んな考えや思いが本の中で点在していて迷子になることもしばしば。二度読んで理解が追いついたよ。
おかげでしっかり味わえたのでそれもそれで(´ω`)
Posted by ブクログ
自分が漠然と考えていたこと、感じていたことが、わかりやすく言語化されていて、読んでいてすっと入ってきた。
嫌味な感じでなく、押し付けがましくもなく、読みやすい本だ。気に入ったフレーズ
自分の機嫌は自分でとるのが一番手っ取り早く確実
本音と建前を混ぜながら心の帰り所を作る
思いやりは自己と他者へまずは半分ずつ使う
承認欲求という呪縛から解き放たれる
人にした事を忘れ、してもらった事に感謝する
Posted by ブクログ
エイトを軽く推してるため、発売日に購入した。村上さんのラジオは聴いたことがなくてライブやテレビでアイドルヒナちゃんしか知らなかった。あまりにも文章が大人すぎてびっくりした。(43歳だから当たり前かもしれないけど)
自分が社会に出る前だから?物事に対して熟考した経験がないから?大きな挫折とか死に物狂いで頑張った事がないから?あらゆる経験不足や未熟さのせいか半分論を理解できなかった事が悔しい。23歳の自分は分からなかったけどこれから思考が変化していってまた読み返した時に感銘を受ける所が変わるんだろうなと思うと未来が楽しみになる。
良かった所
・所々に自分の話を書いてくれてるのが良かった。本当にこれ村上が書いてるのか…と思った
・1度自分を好きになってから『多』の世界に触れる
・自分が他人になにかをしてあげた、という考えをなくす
・『個』と『多』の使い分けが印象的だった。スマホを触って『個』の世界に没頭してるつもりでも実は『多』だからね、それ、みたいな。
自分の考え方について本を出すって本当にすごい、かっこいいなぁ。
Posted by ブクログ
内容はみんなわかりきっていることなんだよ。わかってるけどできないから困ってるんだよなぁ…と思いながら読み進めた。
これは自己啓発本として自分に置き換えるより、アイドルとして活躍している村上信五さんが、どのように今の自分を確立してきたかを知る本だと考えた方が楽しみながら読めると思う。
久々に自己啓発本を読んだけど、頭ではわかっているけど実行できていないことを文字で伝えられるとちょっと苦しい。
Posted by ブクログ
彼のラジオをずっと聴いていて、考え方や言葉のチョイスが非常にスマートで感心していたので即購入。
途中まではよかったのに、段々なんだかわからなくなってきて再読待ちの状態。
大阪弁そのままを文章化したのはなぜ?
村上君らしさが消えたとて、(「〜とて」 は彼の言葉グセで「〜してしまったとしても」の意)
編集で読みやすくして欲しかったな、と関西人の自分でも思う。
Posted by ブクログ
2025/09/29
あまりにも村上信五のイメージとかけ離れすぎていて全然頭に入ってこなかった
半分論も分かったようなよく分からないような…
まず二択にする、それをまた二択にするとかまどろっこしすぎる
Posted by ブクログ
何かで紹介されていた。
タレントの村上信五が自分で編み出したという「半分論」について書いている。
ジャニーズ出身のタレントとしてはかなりマルチに活動している印象。文章が難しくて読めない漢字もあった。何でも半分にして考える、というのはよくわからないところもあったが、取り入れられそうなものもあった。
・面倒くさいにとらわれたら「やる」か「やらない」かの二択にして考える。決まったらまた二択にする。
Posted by ブクログ
アイドル・タレントである著者が、自身の思考法である「半分論」について、過去の経験を踏まえながら述べている本。
物事を考える時に、選択肢を二つ考え(やる、やらない等、)、そこからさらに選択肢を二つ考え(やるならやり方を二つ考える等)という行動を繰り返していく、という思考法は、当初わかりづらく感じる部分があった。ただ、広い視野を持つための思考法だと理解するとスムーズに飲み込むことが出来た。
また、作中で一番印象的な言葉として、「肩の力を抜きながら全力で向き合いましょう」というものがあった。真剣に取り組みつつも、結果を深刻に受け止めないというスタンスは、成果主義に陥りがちな現代で、楽に生きる思考法として実践したいと感じるものだった。
Posted by ブクログ
完璧を求めなくて、半分で考える!それでここまで夢叶えてきた、村上くんすごい!!自分の位置を知るって大切。自分のことを思いやる、自分を好きになる。
Posted by ブクログ
新聞広告に魅かれて読んでみた。著者の言う通り、すべての理を半分で考えると生きやすくなる。ただ、そのことの事例があらゆる彼の体験で語られるため、読み進めていると少々飽きを感じた。要はグレーをどのように自分の中で昇華できるかだと思う。
Posted by ブクログ
TV番組で村上さんの言葉の発し方やツッコミを見て、テンポ感や言葉のチョイスが気持ちいいな、頭の回転すごいなぁと前々から思っていた。
彼が北野武さんから勧められて難しい数学の本を読んだというのも何かの番組で見て、「この人はどういう考え方や持論を持っているんだろう」と気になっていた。なので本を出すことを知り書店で見かけたとき迷わず手にした。
内容は、既にいろんな人が本やネットで語っている「人生をよくするための方法」的な内容も多かったが、その既出のテーマを村上さんは「自分はこう考え実践している」と違う視点からの情報として伝えてくれるので新しい発見もあった。
中でも、「心の中央値」という表現は私にはすごく響く表現だった。
中央値→常に自分がフラットに考える軸として使われているのだが、よく聞く表現である「自分軸」や「判断基準」という言葉より、この「中央値」がすごくしっくり自分に入ってきた。
中央値を持ち、迷ったときにはそこに戻ってくる→ずれた目盛を一旦ゼロに戻す…というイメージですごく分かりやすかった。
こういった表現が出てくるのも数学の本を読んだりしているからなのかも。
既に知っている内容でも違う言葉で表現されることで自分の中への浸透率が変わることを実感した瞬間だった。
全体としてすごく丁寧なですます調で綴られた本だったが、もっと砕けた感じの文体で読んで見たかったなとも思う。
Posted by ブクログ
「他人にしてあげたことは忘れ、してもらったことには感謝する」という考え方、実生活に取り入れていきたいなと思った。どうしても自分のしてあげたことに目を向けてしまうと、相手からの見返りを求めてしまうし、見返りがなかった時にストレスを感じる。そうならないためにも、あえて他人にしてあげたことを忘れ、心に余裕を持ち続けるというのはとても大事だなと思った。
Posted by ブクログ
予想外に難しかった。内容がというよりは、自分の実際に落とし込むのが。
そう考えると、この本の中で一番キャッチーなのがタイトルで、そのタイトルに引っ張られて単純明快な何かの解決方法を求めて読むと、肩すかしをくらうのかも。
でもまずは考えることを始めなくてはいけないのだから、作者にしてみればそんな反応も本望なのか。