【感想・ネタバレ】バキ外伝 疵面 －スカーフェイス－(8)のレビュー

板垣恵介 / 山内雪奈生

最強の暗殺者、G・Mとの死闘に勝利した花山。しかし平穏は長くは続かない。花山が敬愛する大親分、藤木組組長の秋田太郎が突然の襲撃を受け意識不明の重体となってしまい…!?

[ブクログ · ★★★☆☆]

花山の日常を描く休憩パートを経て、暴力団の抗争パートへと突入。
ピエール瀧とリリー・フランキーをモデルとしたコンビが画策した様子。
映画「凶悪」コンビだ。

あの映画、主役は山田孝之が演じた新聞記者だとは思うんだけど、瀧さんとリリーのコンビがぶっ飛んでて、そっちが主役と思ってずっと見てました。

人を殺してしまって、証拠隠滅に解体して個人の焼却炉へ。それ見ながら肉の匂いで、焼肉食べたいとか言う！？

[ブクログ · ★★★☆☆]

板垣恵介、山内雪奈生『バキ外伝 疵面 スカーフェイス 8』秋田書店。

刃牙シリーズの外伝。人気キャラクターの花山薫がコミカルな一面を見せつつも、任侠道を邁進する。読み切り短編から、暴力団のえげつない抗争を描いた長編へと突入。長編の方はまだ続くようだ。

宿敵G・Mを打ち負かし、次なる展開はと期待していたのだが、普通の暴力団の抗争とは……花山薫の超人的なステゴロはその程度じゃもて余すのではなかろうか。