あらすじ
コーンフレークは性欲を抑えるために開発された? 「正常位」の名には人類史が宿っている? アリストテレス、ガンディー、フロイト、正岡子規、医学者、性科学者……先人たちの飽くなき探究と実験により得られた性科学的知見の数々。著者ならではの考察と多角的な視点から生まれた、下ネタの〈総合知〉と称すべき賢者の書。
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フランスでは立ちバックのことを「城壁のナポレオン」と呼ぶらしい。
なお、間違って肛門に入れてしまった場合は「ナポレオンのモスクワ入城」と呼ぶ。(本書より引用)
題目に偽り無し、全7部・各3章に及ぶ読むだけでグングン頭が良くなるアカデミックな下ネタの数々。
本書で笑わない(笑えない)方とは真に親しくはなれそうもない、そんなことを痛切に感じる一冊でした。
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ゆる言語学や積読チャンネルで作者の堀元さんを知ってから日は浅いが、すごく堀元さんらしいなと感じた本。
インテリと下ネタが上手い具合に調和している。よくもまあ下ネタをこんなに真面目に書いたこと、と変に感心してしまう。話してることは下ネタなのに淡々としていて面白い。
1つの話が短いから気軽に読めるし、キリよく止めやすくて寝る前に軽く読むにはちょうどいい。下ネタだけど。「あの話はどんなだったっけ?」となっても読み返しやすい。下ネタだけど。
参考文献も豊富で、合わせて読むのもいいかもしれない。
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「ゆる言語学ラジオ」「ゆるコンピュータ科学ラジオ」が大好きなので購入。
頭がいい人は何を扱っても下品にならないことが証明されていてすごく良かった。
*主題の敷居が低いのでサクサク読み進められる
*文体は高尚でいいもの読んだ感が得られる
*ときおり声に出して笑える
という良い読書体験ができたよ!
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久しぶりに読んだ小説以外の本。内容はタイトルの通りで、笑いと驚きに溢れる数多の下ネタについて知的に学ぶことができる。素直に読んでいてとても楽しかった。やっぱり下ネタは面白い。
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ネタバレはしない方向で書くけど、ゾーニングとしてネタバレありにしています。
めちゃくちゃ面白かった。
使えない知識ばっかり!最高!
私が女性である(と生活している)ことが悔やまれる。
まず装丁が良い。
絶妙なタイトルの位置。かなりこだわって作られているんだと思う。
その証拠がカバーを取ればわかる。
挿絵もオシャレ。
帯も良い。金科玉条の書ってわけわからんけど。
第3部の3が良かった。
くだらないことを証明するのってすごく大変なのめっちゃ面白い。
新たな視点だった。
第6部の1も良かった。
あまりにも強引すぎて笑った。
ひどすぎる。
終始堀元さんの声で再生された。
飲み会でゲラゲラ笑ってしまう感じをそのまま本になったようだった。
謝辞が最悪で最高なのでぜひ読んでほしい。
面白かったけど人にすすめられない!!
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露悪的なことで有名な堀元氏の本。やっぱり露悪的で面白い。
下ネタを教養()にのっけて会話に使うというのはデキる男の子の指標である。いわゆる言葉あそびのような感じで紳士然として芸人のように相手を笑わせられて会話を楽しみあえる、男性にとっての生涯にわたる道具である。それを面白おかしく、かつ学者面して紹介してくれるのだから最高と言わざるを得ない。
下ネタが苦手という人は読まなくてもいいがそんな人には末尾にある引用文からの言葉を送る。
花とは植物の性器である。
普段プレゼントなどで性器を使うくせに下ネタが苦手とは何言うものぞ?
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堀元見の第三作。
テーマがテーマなだけに読者を選ぶが、私は当然選ばれし読者なので大変楽しく拝読させていただいた。
過去の例にもれず、参考文献や典拠がしっかり明記されており信頼のおけるうんちく三昧。書きっぷりから堀元味が重厚に感じされ満足。この文章力を浪費している違和感がハマる。
ゆる言語ラジオ、積読チャンネルともに優良コンテンツ。その裏で遮二無二下ネタ情報収集していたと考えると感無量(だいぶ発言からリサーチしている内容漏れ出していたが)。これからも、知的なおふざけで読者の人生を豊かにしてくれることを切に願っている。
Posted by ブクログ
なあ、こんなおもろい本ある?w
アホやな~って思うようなことに真剣なのがめちゃめちゃいい。本読んでこんな笑ったことない。笑いながら知的好奇心も満たされて意味わかんないよ。
古来からの人間の探究心に感服するし、愛おしくもある。
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帯に違わぬ「金科玉条」の書!(笑)
数多の資料を元に,歴史的背景や文化,事物を集めて掲載されている「下ネタ」の数々は日常会話にちょっとしたスパイスを加える事間違いなし!
世に跋扈する低俗な下ネタを打ち砕く名著です!
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いや、面白すぎる!!
超しょうもない内容なのに、ふむふむって勉強になってる感じで読めて面白い
しかも、書いてる内容は割と過激w
読んでて感じたのは、女性が今みたいに自由にセックスできるのって幸せなことなんだなあということ
体位を決められてたり、親族とキスをさせられたり、旦那さんが無事帰って来れるように性器を海に見せつけさせられたり、ムラついたら病気扱いさせられたり
現代に生まれて良かった〜
すごく人に話したくなるけど、こういうことを話せる人がいないのが残念笑
また何回でも読みたいなあと思った
Posted by ブクログ
確かに本書に載っている知的な下ネタは面白い。だが、知識は誰かに話すことによって身に付くと思う。その点、下ネタは話しにくい。そこだけが難点だと思う。
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【学びたいこと】
下ネタも「データ(事実)+信念」によって、より面白くなると考えている。
本書を通じて、データや知識を深め、教養のある下ネタを語れるようになりたい。
【質問】
Q1下ネタの面白いデータや研究結果は?
Q2自慰行為に関する教養は?
Q3性行為に関する教養は?
【本書の答え】
A1
・ミケランジェロ「最後の審判」は当初、局部が丸出しだったが、弟子が修正。最も有名な「局部修正」。
・心筋梗塞の薬の原料は中国人のおしっこ。不妊治療薬のルーツもおしっこ(まさに聖水)。
A2
・自慰行為は悪いこととされていたが、受け入れられたのは1932年以降と比較的最近。
・男性は性行為の頻度が高いと、自慰行為の頻度は低い。女性は性行為の頻度が高いと、自慰行為の頻度も高い。
A3
・キリスト教が普及して以来、快楽目的の性行為は禁止となった。
・対位は正常位のみで、騎乗位は魔女の体位。
【本の概要】
・本書は、「知識に基づく下ネタは面白い」という視点から、文献をもとにその魅力を説く一冊。
・著者は作家・YouTuberの堀元見。同世代で同郷。
・「知識×下ネタ」という、“賢いものとアホなものの組み合わせから生まれるギャップ”が面白いと提案している。
【感想】
・一つのテーマ(下ネタ)にあらゆる知識を結びつける姿勢は、「読書がすべてを解決する」と説く千田拓哉さんや、「筋トレで人生を変えられる」と説く Testosterone の考え方と共通していると感じた。自分も、軸となるテーマを持ちたい。
・読書によって新しい視点を得て世界の見え方が変わる、という点に共感した。自分も体験や読書を通じて、人生の軸となる思考や視点を更新していきたい。
【実践すること】
・これは!と感じた趣味やジャンルは、教養として積極的に深掘りする。
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面白いしリサーチがガチなのが堀元見の素晴らしいところ。
下ネタというか、性的なトピックってこんなにも研究されてる分野なんだと驚いた。
自慰が健康に悪影響を及ぼす絵は声出して笑った。
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他の多くの方と同じく、著者がパーソナリティーを務めるpodcastで知りました。
前半は、ウ●コ、チ●コみたいな小学生が喜びそうなネタでしたが、後半はがっつり大人な話に…
下ネタ雑学部分は科学・文化関係なく大変興味深く読めましたが、無理やり下ネタに解釈している部分はちょっとしゃらくさい。話芸で遊んでいる分には気にならないのに文章になるとあら不思議~?
あと、込み合った電車の中では読みにくい。注目部分に太字はやめい!
面白かったです。人を選ぶが、ぜひ人にも薦めたい。
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もっとライトな内容を想像していたのですが、読んでびっくり!とっても知的な本でした!歴史の中にも文学の中にも、最先端技術の中にまで、下ネタだけで立派な学問になりそうだなと思いました。
読んでいて、特にへーっ!となったのは、血栓溶解剤のウロキナーゼ製剤の原料は人の尿で、世界中の製薬会社が、おしっこの供給を中国に頼っている。つまり、ウロキナーゼは中国人のおしっこから作られているんだそう、だからウロなんだなー、なんて今更合点がいきました。
時と場合と限度はありますが、下ネタっておおよそ全世代で笑い合えるネタな気がします。今回こちらを読んで、こういう知的な側面も持っているのだと新たな発見でした。
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頭が良くなったかはあやしいけれど、無知なので知らないアダルト用語をたくさん知ることができました(笑)
挿絵がいやらしくないのと、カジュアルな語り口のおかげで、大変読みやすかったです。
堀元見さん、知識が豊富でほんと面白いので次回作も楽しみにしています。
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古今東西様々な国々で繰り広げてきた、下ネタの数々をギュッと一冊にまとめた本でした。下ネタとは、文字通り下半身の秘部に関するいろんな取り扱いに関するものです。ほぼ、勢いで手にしてしまった本ですが、面白い雑学がふんだんにあり、楽しめました。しかし、本書で紹介されている雑学の数々を披露する場面は皆無であると感じつつ、覚えておきたいと思ってしまう数々の歴史的事実が多いのです。
ネタバレしつつ、その面白さを伝える勇気が私にはありません。
こんな本を世に送り出そうと奮闘した皆様に敬意を表します。(笑)
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最初から最後まで実にくだらなくて面白い。特に、トラップ下ネタ10選はバカバカしさの極みである。下ネタもここまで深く知ると、知的なものとして思えるのが面白い。
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普段は小説ばかり読んでいるが、この本は軽快で読みやすく、興味深いテーマがいくつもあった。
たとえばキリスト教では「快楽のための行為」が罪とされていたという話。そう考えると、現代はずいぶん自由に生きやすくなったのだと思う。
また、自慰行為をすると死に至るという絵画の紹介もあって、内容は真面目なのに思わず笑ってしまった。
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買うのも恥ずかしいし人前で読むのも恥ずかしいし本棚に置いてあるのを見られるのも微妙な気分になる本、だけど面白かった。
堀元さんの「知識でふざける」が本当に現れている。
なんのためにもならない、誰にも披露することかできない知識だけが増えて行く、しゃらくさしょうもな本だけど、自分の中での物事の見方がちょっと変わったりして、ふと思い出してふふふとなれるようなお話が多い。
こういう本もあっていいよなと思った。
コーンフレークの話なんか普通に関心してしまった。ミルクボーイの漫才を見る目が変わるの面白すぎる。
Posted by ブクログ
タイトルもだが目次からすでに面白い。
下ネタも知を織り交ぜて考察すれば、新しい気づきやモノの見方が見えてくる。
参考文献の概要までいちいち見たくなるくらい、示唆に富んだ内容。頭が良くなるか、は人それぞれだと思うが(笑)、自分はおもしろおかしくてあっという間に読めて楽しめました^^
ただ内容もですが筆者のツッコミとかでつい笑ってしまい、電車やカフェで読むのは危なかった(^^;;
Posted by ブクログ
はじめに
【第1部】医学―医は仁術
I 自らのイチモツで実験した英雄たち。アリストテレスからガンディーまで。
II 古代ローマの「義務づけられたキス」と隠された医療ドラマ。
III ルソーも認めたオナニー害悪論と、その呪いからの解放。
【第2部】秘部―秘すれば花なり
I ホモ・サピエンスの陰茎に骨がない理由。人類学者と聖書学者の視点から。
II 「くぱぁ」全史。ヘロドトスが目撃した光景はいかにして現代日本に蘇ったか。
III 恐竜の研究史は、「巨人のキンタマ」から始まった。
【第3部】聖水―奇蹟の液体
I 無限の用途がある尿。修道女の聖水から生まれた薬。
II 正岡子規も熱中した「おしっこ俳句」。深くて広い下ネタ詩歌の世界。
III 女性の潮吹きの正体を探るために、色付きの水を膀胱に入れるということ。
【第4部】房事―快楽の起源
I 正常位の呼び方には、人類史が宿っている。宣教師の体位に起きた革命。
II 性行為およびその場所の一般理論。牛車やバーチャル空間を例に。
【第5部】公民―世を治め民を救う
I クリントン大統領の不貞の言い訳は古代ローマ式。古代エジプト式ならよかったのに。
II 財としてのオナニーに関する諸考察。ギッフェン財の存在証明。
【第6部】技術―革新される性
I マッサージものAVは、タイムスリップ歴史ドラマ。「健全なマッサージ」は欺瞞ではない。
II アダルトはスマートになるが、人はスマートにならない。乖離する知性のアイロニー。
III コーンフレークは、性欲を抑えるために作られた。食事と性欲の相関を調べた栄養学者。
【第7部】交流―慇懃を通ずる
I 恋人へのプレゼントの最適解はディルド。あるいはおまる。我々はなぜ失敗プレゼントを贈るのか。
II 乳首責めの社会学。FANZAレポートが捉えた、日本人の上流階級化。
III 「寒くなりましたね」はセクハラ。うっかり言いがちなトラップ下ネタ10選。
おわりに
参考文献
謝辞
索引
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まず大前提として、堀元見はアホである。注釈を入れると、これは関西圏的な「アホ」の用法であり、関東圏におけるそれではない。彼はその持ち前の雑学への深い造詣と飽くなき探究を無駄に無駄無く使い、下ネタを知的で高尚な雑学へと変えようと試みたのである。「なぜベストを尽くしてしまったのか」という、古のニコニコ動画のタグが頭をよぎる。しょうもない下ネタの裏を取るために、専門書を紐解き、古文書に足を踏み入れ、論文さえ読み漁る。中身はふざけているくせにその筆致はどこまでも真剣だ。
ただ、その上で本書を読んだ感想は「7割知っているなぁ…」である。7割のうち、3割は堀元氏がすでに別の媒体で話していたことだし、4割は知識として持っていた。ここにこの本が持つ致命的な「矛盾」がある。
そもそも本書は下ネタを「知的雑学」に変えることを目的としており、その対象は比較的下ネタの知識に乏しい層になる。しかし、そうした一般大衆は人前であけすけに下ネタの知識を披露しないのである。一方で知的水準の高いものは俗な下ネタでは満足せず、このような高尚な下ネタを愛する。すなわち、この本で対象としているような下ネタが刺さるわけだが、そうした層はおそらくこの中のネタは大体押さえていると言って良い。つまりこの本は「想定している読者層」と「必要としている読者層」に乖離があり、内容がやや不十分と言える。例えば、「聖水」の項目には「桃娘」が不可欠であろうし、「房事」の項目で「黄素妙論」や花山天皇の「高御座」に触れないわけにはいかないだろう。現代医学に目を向けるならば「直腸異物」における患者との対話は双方の社会的利益に直結する。次回作においてはぜひこうした部分にも触れてほしいところである。
最後に堀元氏らしくない誤記載を発見したので記す。
サディズム(S)もマゾヒズム(M)もドイツの精神科医、クラフト・エビングにより名づけられた用語。…
p190. 脚注(太字は執筆者)
この「クラフトエビング」は複合姓のため、クラフト=エビングと表記すべきであり、他の人物と表記を合わせるならば「リヒャルト・クラフト=エビング」が正しい。
Posted by ブクログ
自分がこれまで読んだことのない新たなジャンルで面白かった。下ネタに関してここまで調べて掘り下げていてあっぱれです。無理やり感のあるネタもあったけどお酒の席等で話す雑学としては良いのではないかと思った。
ネタバレになるので詳しくは書かないが個人的には青い水を膀胱に入れる実験云々が印象的でした!
Posted by ブクログ
まとめられている下ネタは情報としては面白かったが、著者の「面白いこと書いたろう」としているような姿勢を感じたり、考察がこじつけというか面白い結論に導くための解釈をしているようでイマイチ納得できない部分が多かった。
ただ様々な文献の情報を集めている点については、物書きの方にとっては普通なのかもしれないが、単純に凄いなと感じた。