あらすじ
高校生の仁井名 晴輝は、小説家の父・國彦と二人暮らし。
父子家庭のこの家では、優しく料理上手な家政夫の梓 純平が働いている。
あたたかい人柄で面倒見の良い彼のことを本当の兄のように慕い、懐いている晴輝。
父の國彦は口数が多い方ではなく、表情もあまり変わらないが、晴輝と同じように純平を信頼して心を許しているように思えた。
男三人で過ごす生活は平穏そのものだったけれど、純平と父の間には“ある秘密”の関係があり・・・――。
塩味ちるが紡ぐ、扇情的な大人の純愛ストーリー。
【収録作品】
父の愛人 1話~6話
描き下ろし
★単行本カバー下画像収録★
電子限定で描き下ろしの漫画5ページが収録されています。
感情タグBEST3
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匿名
良い意味で
タイトルと表紙から受ける印象が、読む前と後でまったく違った。中盤からはただただ、あたたかい気持ちで読み進められて、読了感もよきでした。絵の好みはあるかもだけど、表情とか細かな部分もすごく丁寧に描かれていて、私はすきです。
匿名
タイトルから想像するに息子が絡むのかと思ってましたが、全くちがいました(笑)
とはいえ、ラストシーンで息子くんの彼女の発言から、息子くんが「うちは普通の家庭」としみじみ噛みしめるあたり、父子家庭の父に愛人ができたのがストーリーの主なんだなぁと受け取りました。
絵がとても綺麗で、マッチョ受好きにおすすめです◎