あらすじ
60歳はあたらしいスタートラインを引き直す時
『天然生活』『天然生活web』で人気のエッセイスト広瀬裕子さんの新刊が発売になります。
50歳、55歳と年齢をテーマに執筆してきた著者が、60歳を迎えるまでの日々に考え、選択し、アップロードしている暮らしの知恵を1編ずつ丁寧に書き下ろしました。
「抗うことなく、あきらめることなく、自分に合った選択をしていく。気持ちのこと、身体のこと、家族のこと。
いままでのことを振り返りながら、60代のために新しいスタートラインを『引き直したい』と思うようになりました」と広瀬さんは語ります。
60歳はあたらしいスタートラインととらえ、これからの生活小さな暮らし、グレイヘア、家族の看取りなどをていねいに一編一編綴ったエッセイ集です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
60歳まであと数年ある私。
それまでにやっておくことはあるのかな、という気持ちと、すっきりした表紙に惹かれて読み始めました。
もちろんライフスタイルは人それぞれ。
でも、物事に対するシンプルな考え方には共感しました。
自分もシンプルな考え方を持った、シンプルな大人になりたい、とこの本を読み、思いました。
Posted by ブクログ
どこを切り取っても洗練された静けさを感じる写真が、こんなふうに暮らしたいと思い出させてくれる。
削ぎ落とされたシンプルな文章がそれにとても似合っている。
私もミニマリストで、ここまでではないけれど少ない物で暮らしている。
読み終えて部屋を振り返ると、空気の色が違うなと感じた。
暮らしには、性格、考え方、習慣などがはっきり表れ、十人十色のシンプルさがあるのかも。
削ぎ落として整うと、自分の中心点も整うというような記述に、分かるなあと思った。
Posted by ブクログ
筆者とはほぼ同年代、30代40代とどんどん拡大していった生活を、そろそろ必要最小限に削ぎ落としたいと思っていたところ。コンパクト、手を少なく等のキーワードに、頷きながら読みました。
Posted by ブクログ
インスタでこの女性の投稿を見て本を
読みたくなりました。
1番の動機は自分が来年その年齢に
到達するから。
さらっと読めました。
印象はハン・ガンの書く文章のような
透明感のある感じが好印象。
物や事、人との関わり方などの
この女性の感覚や経験値など
気づきもありました。
また、その時が来たら読み直そう
と思います。
Posted by ブクログ
共感できる点が随所にあった。暮らし方、健康面、親の介護など、自分らしく淡々と小さな工夫を楽しみながら。暮らしを見直すことは、なんだか後ろ向きな気がする時があるものの、自然体でいられるための強みを作ると考えると、これからの支えにもなる。
Posted by ブクログ
最近この手の、人生の先輩が書いた、老後を迎えるための本というのが気になってきた。
人は人、自分は自分でしかないのだけれど。住んでいる環境、経済状況にもよるだろうし、必ずしも参考に出来ない部分は多々ある。
この方は、とてもしっかりしていて、きちんと暮らし方を小さく、でも居心地良く作りかえていて、こんな風に出来たらいいんだろうなぁと思う…"その時"がきたとき、この本の内容が片隅にでも頭に残っていたらいいのだけれど。