【感想・ネタバレ】「もう時効?」昭和から平成の”限界的金融界”裏話のレビュー

あらすじ

金融界のリアルは、小説より奇なり
バブル経済と金融危機に揺れた時代。
行員、その後プライベート・エクイティ・ファンドの投資家として、国内外の金融界に身を置いた著者。
そこで目にしたのは、“限界的”状況下でも信念を持ち仕事に取り組む同僚の姿だった。
次世代の金融界を担う人々に向け熱いエールを込めて綴った、20 年間の活動の実録。

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Posted by ブクログ

黒木亮氏のプロジェクトファイナンスモノを面白く読める方はこの本も面白いと思う。脚色があるのかもしれないけど、経験をベースにして淡々とつづられている故か、リアリティを結構感じる。

基本的には裏話がつづられているけど、ところどころプロジェクトファイナンスを解説しているページがあり、そういうところは教養にもなりそう。

読んでて感じたのは、大掛かりな融資ほど人と人のつながりがモノを言うんだなということ。そのあたりは黒木亮氏のプロジェクトファイナンスモノに登場人物が多いこととも通じる。

軽い読み物としておすすめ。

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2025年05月15日

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