あらすじ
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★これでもう悩まない・迷わない、最短ルートの「学び方」がわかる!★
「何年も英会話スクールに通っているのに、いつまでたっても思うように英語が話せない」
「本当にこの学習法を続けていたら効果があるの?」
「全然英語力が伸びなくて、どうしたらいいかわからない」
そんなふうに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
あなたは「英語の学び方」を学んだことはありますか?
何年間も学校で英語を勉強してきたんだから、学び方なんて学ばなくても……そう思われるかもしれません。
でも、学校の英語の勉強は、英語を「話せる」ようになるための学び方ではありません。
本書でお伝えするのは、「英語で読む・書く・聞く・話す、コミュニケーションをとる」ための科学的研究にもとづいた最も効果的・効率的な「英語学習の攻略法」です。
★「正しい学び方」で学べば、あなたの英語力はもっと、ぐんぐん伸びる★
本書は、「第二言語習得論」という、「どうすれば効果的に言語を習得できるか」を研究している学問をベースにしています。そして、これまで5000人以上の英語力をアップさせてきた著者の10年以上の指導経験と膨大な量の研究結果から、日本人にもっとも効果がある学習法のエッセンスをぎゅっと詰め込みました。
・「見開き98%の単語がわかる」レベルの教材でインプットをする
・暗記するよりも「文章の中で」7回出会う
・「話す力」を上げたいなら「書く力」も鍛える
・自分の話したいテーマから身につける単語を決める etc.
「正しい学び方」で学べば、学んだことが着実に英語力アップにつながります。
やみくもに学ぶことから抜け出し、最短ルートであなたの「こうなりたい」を叶えましょう!
★英語を学ぶとは、「じぶん英語」を育てること★
では、「正しい学び方」とはいったいどんなものでしょうか?
そもそも英語を習得するとは、英語の知識をただ増やすことではなく、英語を英語のまま理解し使いこなす「回路」をつくること。
第二言語習得論では「中間言語」と呼ばれ、第二言語を学ぶ過程で、学習者は独自の言語体系(ルールのようなもの)を形成します。この本では、それをより親しみやすく「じぶん英語」と名づけました。
その回路を育てるために、英語を英語のまま聞いて・読んで・書いて・話すのが「正しい学び方」なのです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
英語学習について第二言語取得法の立場から述べている良書。科学的な裏付けがあるので信用信頼できる。
最近、言語の本質という本を読んでいたが第二言語習得も幼児が言語を覚える過程にやはり似ている。幼児が喋り始めるのは1歳半を過ぎて以降が一般的だと思うが、やはり第二言語習得もそれだけ時間がかかるのだろう。また、その本の中ではブーストラッピングというものが提唱され、少ない単語から類推をして間違えながら語彙力を増やしていくことが述べられていた。第二言語習得もこれに近い。本書では明示的な学びと暗示的な学びと述べられているが、暗示的な学びとは自分で気づくことであり、自分の中にある英語と照らし合わせていく作業だ。昔、多言語を話す起業家と話した際もその環境に身を投げることが言語習得の近道だと言っていたがこのこととも合致している。英語でインプットして英語で考えてアウトプットする、この当たり前のことをやらずに文法やら単語やらを学習し、日本語の解説付きの本で勉強した気になっているケースが多いのではないか。
育児をしながら何故自分が英語を喋れないか考え腑に落ちた。娘が日本語を覚えようとしている間に父は英語を使いこなせるように尽力する。
Posted by ブクログ
英語学習のYouTubeを見ていて、やたらこの本をベタ褒めしていたので、読みたくなってしまいました(笑)。
なんとなく英語が読めたらいいなぁ、なんて思って、通勤の電車の中で英語学習のYouTubeなんかを見ているときがあるのですが、日本語で解説している英語学習や、AFNなどの英語ラジオの聞き流しでは英語は習得できないことを痛感。
じぶん英語を育てるとかよくわかるけど、問題はコツコツと毎日続けていく、積み上げていくということが大事で、それがいかにしてできるかがポイントだなと思いました。
ただ、間違った方法でコツコツやってもものにならないとおもうので、正しい方法でやっていくという意味でこの本は非常に有用なのかなと思います。
Posted by ブクログ
理論を図解でまとめてくれているので、非常に理解しやすい。
図を見てから、必要なところを読むのが効率的。
実践ワークもあるので、学習方法の参考になる。
Posted by ブクログ
インプット学習とアウトプット学習について、第二言語習得論の観点で分かりやすく説明してくれている。シャドーイングは声に出す訓練だし、アウトプットの練習という言い方をしている人もいたのでアウトプット練習だと思っていたが、言語学的には違うとのこと。「文章を自分で組み立てる事がアウトプット学習」という説明はすっきりした。
また「話す」だけでなく「書く」もアウトプット学習に取り入れるべきというのもよく理解できた。
4つの技能である「話す」「読む」「話す」「書く」を適切な配分で英語訓練に取り入れたいと思う。
Posted by ブクログ
英語の勉強の仕方について一応知りたく購入。
英語に限らず、言語取得の際に認知→意識的活用→無意識的活用のフローを意識すること、そのためにはinput/outputを適度なバランスで実施する必要があると理解した。inputは現在行っているが、outputの機会が少ないため意識的に取り入れたい。
買ってよかった
これまで2年くらい英語の勉強してるんですけど、効率的にきちんと結果が出るようなやり方を理論的に説明してくれていて、とても参考になりました。自己流でやっていたのですが、これからこちらの内容をとりいれてやってみたいと思います。とても勉強になりました。
Posted by ブクログ
第二言語習得論(SLA, second-language acquisition)に基づく学習法を紹介している書籍です。
英語の学習方法が確立していない方は、こちらの書籍を参考にしてみると良いかもしれません。
すでに確立している方は何か新しい発見があるかもしれません。
またこの書籍を読んで第二言語習得論に興味を持たれた方は「外国語学習の科学: 第二言語習得論とは何か(白井 恭弘)」も読んでみることがおすすめです。
Posted by ブクログ
いわゆる学習法の本。最近はAIを使った学習法も主流になりつつあるのでそれについても言及している本書を読んでみた。間違った勉強法で遠回りしてしまうのは自分の経験上も勿体無いと思うので正しい方法が普及する事を願います。4.0
Posted by ブクログ
2025年19冊目。満足度★★★★☆
英語の学び方に、この様に多くの切り口があるのがあるとは!
しばらく、本書を手元に置きながら、英語の学びに「活用」したい
Posted by ブクログ
趣味の関係で英語のヒアリングができるようになりたくて手に取った。
筆者は第二言語習得の専門家。なので英語に限らず何か新しい知識を習得するために応用できる考え方。
内容は理解できますが、実践はなかなかできない内容。やはり目的意識と自分を律する姿勢が大切。
インプットとアウトプットの両立。そして、今は何を重視した学習なのか?なぜ、その意味がわからなかったのか?などなど丁寧に分解して一つずつ自分のものとして消化していく(本では「じぶん英語」と言っている)。
英語を日本語に訳して理解するのではなく、英語のまま、そして自動化できるようにが理想。
やはり簡単な道はないのであります。
Posted by ブクログ
英語が話せたらいいなぁと思うけれど、そこまで本気で勉強することはなかった私。
今までに学んだ英語を無駄にせず、活用できたらいいなと思いこの本を読みました。
内容は、いたって普通です。
これを読みば、すぐに英語マスターできるというものではなく、英語を学ぶうえで出てくるライティング、リーディング、リスニング、スピーキングの意味や学び方を細かく分解して説明されています。
学校でも、こらくらい丁寧に分けて教えてくれたら英語にもっと親しみを持てたと思います。
英語をマスターするには、近道はなく地道にコツコツ続けるしかない。
やっぱり、楽な道はありませんね。
Posted by ブクログ
副題の通り、第二言語習得論の専門家による英語学習法の解説。目的意識を持って、インプットとアウトプットをバランスよく行うことが重要だと書かれている。
学習度とステップに分けて細かく方法が記載してあるので参考になる。AIを学習の一部に使うことに今どきらしさを感じた。
Posted by ブクログ
第二言語習得論に基づいているということで、安心して読むことができた。これまでの英語学習法の整理ができ、有用であった。今一度整理ができたので、英語学習を再開しようか…