あらすじ
SNSが最も恐れたブラックコメディ、解禁! 人間界のヒーロー作品が大好きで、そんな存在にぶっ殺されることに憧れる怪人デュアルホーン。夢を叶えるべく人間界にやってきたがヒーローはおらず、悪の組織っぽい宗教法人も作ったが無意味だった。そんなある日、ヒーローに転向する怪人を作ればいいのでは…? ということで作ってみたらハエオムライスなる怪人が生まれてしまった。さらにヤバイ怪人がどんどん生まれていき…!? SNSで話題の生と死の第一人者、鰻田まあちが贈る笑えたり可愛かったりエロかったり笑ってはいけなかったりする悪の組織×暗黒×日常コミック! 鰻田まあち先生がノリノリで描いた描きおろしおまけページも大量掲載!!
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Posted by ブクログ
カスからエログロまでを網羅したその場の勢いで成立しているウンコみたいな漫画なのに、コミカルで可愛いキャラデザで織りなす強めの台詞多数で満足度が高い。本当に腹が立つ。
この一際情緒不安定なデュアルホーンとかいう女が好みだったので、余計に腹立たしい。
匿名
いろいろヒドいです
キャラのかわいさやギャグでもフォローしきれない主人公の言動のヒドさが逆にクセになります。買ってからもう5回くらい読み返すくらいにはハマりました。キルミーベイベーとか好きな人なら多分ハマると思います。
命と倫理が風船より軽い
○体の描写が余りにも上手なまあち先生の初の書籍。
キャラ、社会性、倫理、全てが終わりに終わっているブラックギャグなので人は選ぶ。
単行本描き下ろしおまけページで女性キャラの胸元が全開なので、そういうのも見たいなら是非読んでほしい。
Posted by ブクログ
正義のヒーローにぶっ殺されることに憧れる双角怪人デュアルホーン(1巻表紙右)
そんな彼女が人間界に倒されにやってきて20年。
ようやく、ヒーローはフィクションの存在であるということに気付くも
それならばヒーローを生み出せばよい。という考えに
バルトリン線液まみれの中で至り、
ハエが飛び回る中、オムライスのことを考えながら生み出した怪人ハエオムライス
作り過ぎたカレーの残飯処理として生み出した怪人ケルベガスらを部下として、
結局具体的には何をすべきかを見いだせないまま
淡々と日々を過ごす先の見えない未来無き悪(?)の組織のギャグ漫画。
組織のやる気の無さ、努力の方向性が間違っている雰囲気が
安永航一郎先生の名著、県立地球防衛軍に出てくる電柱組と重なります。
女の子はみんな可愛いけど、かなりどぎつい汚れ役に回されたり
怪人は初代ライダーのような玄人向けの愛され造形をしているのに
ヒーローがいないだけでこんなにも迷走してしまうのか、悪の組織というものは。