あらすじ
公爵令嬢ローズマリーは自分が乙女ゲームの世界に転生したことに気づく。
前世の最推しは婚約者である王太子ヘルムートだったが、今の彼女は彼に振られる悪役令嬢。それでも諦めず決末を変えるため奮闘する彼女だが手応えを掴めないまま、ついにはヒロインまで登場する。
「もうずいぶんと前から私は君の虜だよ」
絶体絶命かと思われた時、思わせぶりだったヘルムートが態度を変え溺愛してきて!?
ガブリエラブックス既刊『隣で一緒にモブしてた友人が、実は続編のヒーローで王子様とか初耳なんですが!?』スピンオフ作品
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前作、ラインハルト×レイチェルがメインの『隣のモブ』のスピンオフ作品⟡.*
まさかの書こうと思ったきっかけがなおやみか先生の感想だったと聞いて作家さんから知るイラストレーターさんの作品愛にほっこりしちゃいました(◍︎´꒳`◍︎)♡
前作の2人も可愛かったですが、レイチェルがひたすら観察して楽しんでた悪役令嬢ローズマリーと王太子ヘルムートの様子をメインで読むことが出来る今作もとても良かったです!
最初は前世からヘルムートが最推しで今世でもガチ恋なローズマリー→→→→→→ヘルムートだったのが、ローズマリーの愛情から来る行動が少しずつヘルムートの心の壁を壊して激重執着愛に変わる様子にニヨニヨです(*´艸`)♡
ただ、ヘルムートはローズマリーへの気持ちを自覚したあとも性格が捻くれてかなり拗らせ悪癖もあって、好きなくせに「好き」を返さず焦らし続ける様子に、ローズマリーの気持ちを思うともだもだ苦しかったです...!!あとがきで月神先生も仰られてた挿絵付きのローズマリー涙のシーン、私も苦しくて可哀想可愛くて号泣でした。(ᵑ ᵔ ᵑ`∘)。ゥゥ…
女官にまでチクリと言われちゃって焦らしすぎたことを反省するヘルムートと、たった一言で驚くほど嬉しそうにして全部を許すほどとことんヘルムートに惚れ込んでるローズマリーが可愛いです♡
レイチェル、ローズマリー、ウェンディの女子会とヘルムート、ラインハルトの気安いやり取りも多くて、前作で知っている出来事の続編も後半にはたっぷりとあって読み応え増し増しでした⟡.*
気持ちを伝えてからのヘルムートは本当に激重感情でトドメとばかりの結婚式直前の言葉も最高に重くて好きでした(❁´ω`❁)
一方通行は切ないですが、長年想い続けてるローズマリーも同じくらい激重で言われたことにもされたことにも嬉しさを感じて受け入れてるので良きです(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋