あらすじ
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◆コンピュータのことば「機械語」を学んで、しくみを理解!◆
ゆかいな動物たちと一緒に、コンピュータのことば「機械語」を学んで、コンピュータが働くしくみを理解しよう! 動物たちがおしゃべりしながら具体的なプログラム例を挙げて解説しているので、会話を読んでいくだけで知識が身についてしまいます。機械語を学んでおけば、機械語以外のプログラミング言語を学ぶときにも理解が進みやすくなります。初めて学ぶ方にも、根本から学び直したい方にも、おすすめの1冊です。
■こんな方におすすめ
・コンピュータのことば「機械語」を基本から学んでみたい&学び直したい親御さんから子供さんまで
■目次
●第1章 ことば ―― 機械語
・1-1 コンピュータってどんなもの?
・1-2 プログラムはどうやって実行する?
・1-3 機械語ってどんな言葉?
・1-4 機械語とアセンブリ言語の関係
・1-5 コンパイラとインタプリタは何をしてくれる?
・1-6 開発環境をインストールしよう
●第2章 おぼえる ―― レジスタ
・2-1 レジスタには「今使いたいもの」を入れる
・2-2 整数を足してみよう
・2-3 負の整数や大きな整数を足してみよう
・2-4 整数を引いたり掛けたりしてみよう
・2-5 整数を割ってみよう
・2-6 小数の計算をしてみよう
●第3章 もっとおぼえる ―― メモリ
・3-1 普段はデータをメモリに置く
・3-2 メモリにデータを置いてみよう
・3-3 メモリにたくさんのデータを置いてみよう
・3-4 たくさんのデータの中から指定されたデータを取り出そう
・3-5 メモリを使ってC言語からアセンブリ言語にデータを渡そう
●第4章 とぶ ―― ジャンプ
・4-1 ジャンプ命令でプログラムの好きな場所にとぶ
・4-2 条件分岐を使ったプログラムを書いてみよう
・4-3 条件分岐を使ってもっと複雑なプログラムを書いてみよう
・4-4 ループを使ったプログラムを書いてみよう
・4-5 ループを使って好きな個数のデータを処理してみよう
●第5章 つむ ―― スタック
・5-1 スタックでは最後に入れたデータが最初に出る
・5-2 関数を呼び出そう
・5-3 スタックから引数を受け取ろう
・5-4 必要な値を残しておこう
・5-5 自分自身を呼び出す再帰呼び出し
■著者プロフィール
●松浦 健一郎(まつうら けんいちろう):東京大学工学系研究科電子工学専攻修士課程修了。研究所において並列コンピューティングの研究に従事した後、フリーのプログラマ&ライター&講師として活動中。企業や研究機関向けにソフトウェア、ゲーム、ライブラリ等を受注開発したり、遠隔配信や動画も含む研修の講師を務めたりしている。司 ゆきと共著でプログラミングやゲームに関する著書多数(本書は40冊目)。
●司 ゆき(つかさ ゆき):東京大学理学系研究科情報科学専攻修士課程修了。大学では人工知能(自然言語処理)を学ぶ。研究機関や企業向けのソフトウェア開発や研究支援、ゲーム開発、書籍や研修用テキストの執筆、論文や技術記事の翻訳、翻訳書の技術監修、学校におけるプログラミングの講師を行う。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
コンパイラの仕組みはわかっていた方がいいというのに加え、SW解析やBOFの理解もアセンブリ言語の見方を分かっておくだけで効率も変わるので初級者におすすめ。
イラスト付きで読みやすさはあるが、プログラミング初心者は途中から話についていけなくなる可能性もあり、ある程度経験のある方が対象。
動物たちが会話しながら解説は進むが、基本会話ベースの文章が多く、めちゃくちゃわかりやすいというわけではない。メモリやスタックの使い方はイメージ持ちやすくなるかも。
Posted by ブクログ
子供にも理解できるように、オールカラー、総ルビ付きで動物さんたちが優しく一つ一つ丁寧に図解入りで機械語を教えてくれる図鑑。この手の本だと教材用にシンプルな構造を持つ仮想的なコンピューターを対象に解説しそうなものだが、この本ではx64アーキテクチャのCPUをターゲットにしており、書籍内で解説しているコードを実際にWindows11上のVisualStudioで動かせるようにしているのが特徴。
解説している内容はレジスタとメモリのアクセスと四則演算、分岐とスタック、サブルーチンコールといった基本的なことがらで、実用性には乏しいし、子供にとって楽しい内容かどうかは判らない。
内容はいたって真面目だが、ある種のネタ本として読むのが吉かも。