あらすじ
生きるも難儀、死ぬも難儀――。敗戦後、日本人は自らの本質について思い煩わなくなった。しかしバブル崩壊から東日本大震災に至る日々の中で、「哲学」の不在を痛感している人は多い。だからこそ「死ぬこと」を学ばなければならないのだ。当人は決して見ることができない人生の決算表はいかにあるべきなのか。大往生、殉死、暗殺、自殺……先人たちのさまざまな死の様相を眺め、味わい、思いを致す。福田流「死に方読本」。
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Posted by ブクログ
先人たちの、様々な死の様相を眺め、味わい、思いを致す。
「福田流死に方読本」というだけあって、芥川龍之介、志賀直哉、三島由紀夫、賀屋興宣等などの死を哲学的に、淡々と語る様が、何とも言えない趣を醸し出している。
登場人物にあまり思いが無かったせいか、せっかくの詳しい情報も、ただただ暗く、私には興味を持って読むことができなかったのが残念だ。