【感想・ネタバレ】宵山万華鏡のレビュー

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Posted by ブクログ

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連作短編集。宵山で遭遇する不思議な体験。表紙に描かれた姉妹の話が好き。心配性な妹と積極的な姉。性格は正反対のようで仲良しな様子が微笑ましい。妹サイドの「宵山姉妹」から始まり、各話が少しずつ絡み合って、姉サイドの「宵山万華鏡」へと繋がる。人間による大掛かりな悪戯は、さながらホラーアトラクション。エキセントリックな人間が目立つためか、宵山様は別としても、人外らしき存在のほうが良心的に見えた。

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2022年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一章一章が40ページほどの短話集であり、集中力のない自分でもとても読みやすかった。全体の構成は桐島部活やめるってよのような一つの出来事について多面的な視点から眺める感じ。
四畳半が大好きなので、無限ループネタがあったり小津のような乙川が出てきたりと既視感を感じつつも楽しめた。
最後の宵山万華鏡はフィクション色が強くて上手く話についていけなかった感がある。大坊主とか舞妓とかは乙川たちの演出じゃなかったの?あれ?
全体として宵山に関する知識、京都の地名に関する知識があればもう少しリアリティを持って読むことができたかもしれないと思った。

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2023年09月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

京都の祇園祭の宵山を舞台に、色々な人が幻想と現実が入り乱れる不思議な事件に遭う物語。
事件というものの、物騒なものではなく幻想と現実がわからなくなり、章末の最後にはちょっとゾッとような事件。
青少年の文庫本だから、本自体が小さく、かつ文字が小さくたくさん書いてあるため、目が途中で疲れる。
また、よくわからない表現も所々あり想像しにくかった。

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2023年01月26日

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