【感想・ネタバレ】障がいのある子どもを育てながらどう生きる?のレビュー

あらすじ

自分の子どもに障がいがあると知ったとき、親にはさまざまな葛藤が生じる。
さざなみのように押し寄せてくるネガティブな思考に押しつぶされそうになる。

自身が、社会人になった発達障害のある子どもの親である著者も、
例外ではありませんでした。
ふと、子どものために自分が犠牲になっているとのでは、
と感じて自己嫌悪に陥ったり、
育児と自分自身のことでバランスの取り方がわからなくなってしまったり。

障がいのある子どもを子育ては、なかなか先が見えません。
だからこそ、子ども中心、子どものことだけで精いっぱい、
という状態に陥らないよう、
親である自分自身の生活設計についても、
一度しっかりと考えてみる必要があるのです。

とはいえ、子育てのための本はたくさんあっても、
親の生き方や考え方を教えてくれる本は現状、
ほとんどありません。

そこで著者は、
医療・福祉の分野で働いてきた作業療法士としての知見と、
自らの子育てに試行錯誤した経験をもとに、
「子育てをしながらも自分のことを大切にする方法」から、
「子どもが成長する支援」を経て、
「親子の将来」にたどり着く過程を自ら本書にまとめました。

親が自分自身を大切にすることなしに、
子どもを大切にすることはできません。
親の生き方は子どもにも伝わります。

「こう考えればよかったんだ!」につながる52の提案が、
きっとあなたの人生の支えになるはずです。

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Posted by ブクログ

とても勉強になった。
もし自分の子に障害があったら、、と思いながら読んだ。でも障害の有無に関わらず、子育てに悩んでる人に読んで欲しい本だなと思った。
子が充実するためには、親の充実もかかせないんだな。自分に余裕がないと、子どもにも素直に接せられないものね

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2025年05月18日

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