【感想・ネタバレ】塗仏の宴 宴の支度(1)【電子百鬼夜行】のレビュー

あらすじ

「知りたいですか」。郷土史家・堂島なる男の蠱惑的な囁きは、関口巽を杳冥の中へと連れ去った。昭和十三年、伊豆韮山付近の集落でおきたという大量殺人は果たして“真実”なのか。かたや“死にたがる男”村上兵吉を助けた朱美は、妖しき結社「成仙道」の勧誘手口を知るが、そこにもうひとつ疑惑の影がさす。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あれは。
あれは私だ。
私が樹の下に立っている。

関口君の夢から始まる「支度」。
「ぬっぺっぽう」関口君の韮山での村探索、「うわん」狂骨で出てきた朱美がやたら死にたがる村上を拾う話。紡がれた話がどう絡んでいくのか楽しみな第1巻。
おちゃめな京極さん……の前に、御大将まだ出ていらっしゃいません(笑)

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2013年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

相変わらずの抽象的な、問答のようなプロローグ。
訳がわからないのだけれど嫌いではないです。
そして今回の事件は村の消失。
光保という男が昔派遣されていた駐在所があった村が消えたという。記憶を辿ってその村に行ってみたら隣村になっていたという。建物は記憶のままなのだが、住人が違う。しかもその住人は七十年そこに住んでいるという…。
その真相に迫るべく問題の戸人(へびと)村に取材に訪れた関口巽。果たして真相は…。


まだ上巻ですし、謎だらけですが、損な役回りの関口氏が変なことに巻き込まれていないか心配です。

一方、自殺したがる男、村上の話は戸人村に関わることなのでしょうね。彼がどのように関わっているのか、真相が楽しみです。尾国という男の正体も気になります。

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2021年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ6冊目にしてとうとう、分冊文庫版に手を出してしまいました。
あっという間に読み終わってしまいました。
今回は謎の風呂敷を広げるだけ広げて終わりという感じ。
関口さんが相変わらずわけのわからないトラブルに巻き込まれて、今回は警察?に捕まってしまい、また出てくるとは想像してなかった、狂骨に出てきた朱美さんが登場して、自殺志願の男の人に巻き込まれ。。。
いつも、厚い本の半分くらいまでは何が何だかわからないから、次の中巻までは、まだ曖昧模糊のままかも。

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2013年05月12日

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