あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
ChatGPTなどの生成AIは、英語学習のあり方を劇的に変えています。その力を活用することで、習得までの距離はグッと縮まります。活用しない手はありませんが、いざ目の前にすると、うまく使えていないなあ、と思う人が多いのではないでしょうか。
本書は、AIと英語を知り尽くした研究者が、AIを「最高の学習パートナー」にするためのノウハウを書いたものです。これからのAI時代に、英語を学ぶ人の必読書になっています。
▼AIで英語独学する思考が身に付く
ツールの単なる機能や、プロンプト(生成AIへの指示)の例を紹介するだけでは「使いこなす」ことにはつながりません。本書では、生成AIの能力を引き出すスキル・フレームワークを理解することで、AIを使って自分の力で学び抜く思考術を身につけます。真の意味でAIを使いこなすための内容になっています。
▼多様な英語に挑むノウハウを伝授
TOEICなどの英語試験、ビジネス英語、英会話、ライティングなど、様々なジャンル・技能に関する実践例を収録しています。今、あなたが必要としている英語力を向上させるためのヒントが、必ず見つかるはずです。
▼AIの力を借りる英語実践術も紹介
最終章では、生成AIに英語の仕事を遂行させる実践的な活用法を紹介します。自分自身の英語力だけではなく、AIの力も借りてタスクに挑む、総合的な英語力が身につけられます。
※この商品は、固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また文字列のハイライトや、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
TOEIC問題を無料かつ無限に生成したり、英会話の練習相手にしたり、リーディングやライティングを添削したりと、活用の幅はとても広い。個人的には、唯一無二の個別教材が作れることと、何回間違ってもAI相手なら恥ずかしくない、という利点が大きい。
専門的な分野を除けば、英語以外の国数社理やあらゆる学科・分野の学習をサポートしてくれる可能性を秘めていると思われる。
強力な生成AIの登場で、学生や社会人向けの教室は真っ青だろう。まったくすごい時代になったものだ。
なお本書ではメタ思考やメタ言語という難しいワードが頻出するが、これを気にしなくても十分読めるので無視して良い。
Posted by ブクログ
生成AIを使った英語学習について現状を知りたくなってなんとなく読んでみたら、なかなか深かったという話。
「メタ言語」というものを初めて知ったけど、それだけで非常に価値があったと思う。
英語学習に限らず、思ったよりも応用が効きそうな予感がします。
Posted by ブクログ
メタ言語:言葉や学習方法そのものを俯瞰的に捉え、仕組みを深く理解する言葉
→LLMの中に埋め込まれた情報を効果的に引き出す
→AIとのやりとりがより学術・専門的なレベルに引き上げられる。
英語学習におけるメタ言語
単語学習
・二項表現:Black and whiteなど接続詞で結ばれた2つの語句。
通常は順序は入れ替えらない。
・コアミーニング:単語の基本・中心的な意味。
用法の根底にある共通概念・意味合いを言い出す。
→関連する用法をより容易に学習できる
→多義語を中心的な意味から派生した内容として理解できる
・アクティブ・リコール:単語などの情報を思い出そうとすることで記憶を
強化する学習方法
→自分だどれだけ覚えているかの確認、
弱点補強・復習するスケジュールの策定
リーディング・ライティング
・レジスター:状況に応じた言葉遣いのレベル・種類
→社会的な関係・文脈・ジャンル・読み手によって変化し、
場面に応じた文体・単語を選択して適切な文章に仕上げる
・結束性:文章の各部分を結びつける要素や技法
ex.代名詞、接続詞による文の関係性、語句の反復による意味づけなど
・MTILT :自分で英語の文章を作成し、AIによる翻訳と比較して学習する方法
リスニング・スピーキング
・音素:言語による音の最小単位。それぞれ異なる音として認識され、
単語の意味に影響を与える。
・プロソディ:言葉のリズム・強勢・イントネーション・音の長さなど音声の特徴
・リエゾン:単語の最後の子音と次の単語の母音をつなげて発音すること