【感想・ネタバレ】気弱さん・口下手さんの交渉術 心理カウンセラー弁護士が教えるのレビュー

保坂康介

ビジネスに限らず何らかの交渉をしなければならない機会は頻繁にあります。でも、話すのも上手くないし、やり方もわからない、できれば避けたい…という人も多いでしょう。本書は、そんな人でも本格的な交渉から、よくある日常の交渉事まで、あらゆる場面で使えるノウハウを紹介。準備段階から、話の聴き方、自分の意見の伝え方、相手に花を持たせるおさめ方まで、心理カウンセラー資格をもつ弁護士で、しかも口下手だった著者だからこそ考え、実践している方法を丁寧に紹介します。

[ブクログ · ★★★★☆]

心理カウンセラーで弁護士の著者が口下手さんに向けた交渉術の本。

交渉の場となると、「戦い」や「勝負」といった印象を受けるが、
そうではなく双方がより良くなるための話し合いの場と捉えると良いんだろうなと思った。

そのために、まず「自分はどうしたいのか」を明確にすることが大事。
私はここがボヤけて、相手に呑み込まれすぎちゃうところがある。
自分の願望を大事にしていいし、大事にすることが良い交渉の一歩だと思った。