【感想・ネタバレ】財政のしくみがわかる本のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大切なことがやさしく書かれている本。

日本はどんな理念のもとに未来を築こうとしているのか、財政という観点からすると、とても不可解。

自分は、セーフティネットが充実した、お互いに助け合って行ける社会を希望。
そのような社会は、失敗してもすぐ立ち直れる、チャレンジできる社会になる。
そのような社会を実現するためには、税金や社会保障費は高くてもかまわない。
ただ、税の取り方は、所得税や法人税が先。
そして、まず、儲かっているところから取るべき。
消費税の増税はその次。

今の消費税の増税論は、赤字国債の穴埋めを目的としているとしか思えない。

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2011年12月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトル通り、財政のしくみがわかる本です(笑)
財政とは?財政の役割とは?財政の何が問題なのか?など、非常にわかりやすく解説してありました。
財政の特徴…歳出が先に決まり、それに基づいて歳入を決める量出制入は、経済学部出身の僕は知りませんでした(笑)
現行の所得税率を批判している所は共感できます。しかも欧米先進諸国のデータも掲載しているので信憑性は高いです。
蛇足ですが、広井良典さんも日本の所得税率の設定を批判しています。ついでに言えば消費税の増税にも噛み付いています、一律負担は公平負担と言いますが、実は逆進性を伴っている。などなど。。
あと、日本の財政赤字は外国債を発行していないため、国家破綻を起こさないらしい!
終盤では民主主義のありかたを熱く語っています、ボトムアップの行政サービス提供を考えるべきだ、等々。とにかく一読の価値あり!
目からウロコ、瞠目に値する良書です☆
特に思ったのは。
東大の学院教授がここまで日本政府にダメ出しするとは酔狂ここに極まり(笑)

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2011年09月07日

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