【感想・ネタバレ】噂を売る男 藤岡屋由蔵のレビュー

あらすじ

江戸時代に、権力者の陰謀に、《情報》で立ち向かう男がいた。現代のネット社会を先取りしたような男が、200年近く前にもいたのである。その名は藤岡屋由蔵――。表向きは神田旅籠町の一角で古本を商っているのだが、由蔵が売っていたのは、実は裏が取れた噂や風聞だった。買いに来るのは、各藩の留守居役や奉行所の役人たちである。そんな由蔵が、シーボルト事件に巻き込まれ、手下が命を落とすことに。手下の理不尽な死を許せない由蔵は、真実を暴くために動き始める。天下を揺るがす大事件を情報屋の目線で描いた、時代サスペンス小説。書評家の縄田一男氏も、「時を忘れる快作」と絶賛する力作である。

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Posted by ブクログ

梶よう子さんの時代小説は、いいものが多いです。
今回は、実在した藤岡屋由蔵を題材にしています。
由蔵の商売は、情報を売ることです。
最初は、それを買いに来る様々な人が、登場し、いろんな人間関係が描かれて、紹介されます。
そして、なぜ、由蔵がこのような仕事をするようになったのか、育ちと挫折、江戸に来た経緯が描かれます。
その後、シーボルト事件が、由蔵の目から描かれます。私にとっては登場人物が多く、人間関係が少しわかりづらくて困りました。
時代サスペンスと書かれてましたが、まさにそんな感じでした。
由蔵の理不尽に立ち向かう姿勢がとても良かったです。
今度は人情味中心の小説を読みたいと思います。

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2026年06月23日

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