【感想・ネタバレ】英国執事の淫らな夜のレビュー

羽鳥有紀

訳あって日本を離れて約一年。執事の薫は、恩のある主人の頼みでイギリスの名門スタッドフォード伯爵邸の当主であるエドガーに仕えることになる。新たな主人に精一杯仕えようとする薫だが、執事を必要としない傲慢で横暴なエドガーに振り回されるハメに。そんなある日、自分の弟に口説かれた薫を目撃したエドガーが、突然苛立ち露わに強引にキスをしかけてきて…!? 「――取り澄ました昼の顔と淫乱な夜の顔。どちらが本物か暴いてやろう」傲慢キチクな英国貴族×夜は淫らな執事が贈るドキドキ☆極上ロマンス!! ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。

[ブクログ · ★★★★★]

◎総合評価　５
◆ヒロイン？　５　　◆ヒーロー？　５
◆純愛　４　　　　　◆情熱　４
◆さわやか　３　　 ◆セレブ　２
※人物の背景も割としっかりしているし、話のテンポも良い。登場人物がなかなかツボだった。

[ブクログ · ★★★★☆]

英国伯爵と日本人執事。王道のストーリーだか、文章に、変な癖がなくて読みやすい。ツンデレの受けがデレると泣き虫なっちゃって、そのギャップが萌どころ。攻めも、以外に真面目な、責任感のある伯爵様で好感度、大。

[ブクログ · ★★★★☆]

頑張って仮面を被ろうとしている薫の、たまに見え隠れする「本当の顔」が可愛かった。好きな相手、甘えられる相手が欲しかったんだろうな。と思えて。最初はツンケンしていたエドガーとの関係だけど、ちゃんとお互いを理解したら甘くなりそう。そうなった後の２人をもっと見たくなった。