あらすじ
上司や同僚、部下からの要求、
しつこい勧誘、友人や恋人との会話など、
さまざまなシチュエーションで、歯がゆい思いをすることはありませんか?
いい答えがすぐに思いつかず、うまくいい返すことができなかった。
あわてふためいているうちに、まるめこまれてしまった……等々。
本書では、どんな場合でも、上手に反論する方法をご紹介していきます。
弁護士として活躍する著者自身が
「ふだん使っている反論のポイント」を教えます。
かんたんで、すぐにでも使えるポイントだけをよりすぐりました。
具体例も満載です。
いちばんの秘訣は「すべていい返す必要はない」ということ。
1 逆にあなたから質問をしたり
2 話をうまく変えてしまったり
3 あるいは、じっと様子をみてみる
きちんと答えるときでも、
4 相手のおかしな点を指摘したり
5 自分の考えの良さを説明したり
6 さらりと証拠を出してしまう
などと、正面切って大々的な反論を繰り広げなくてもよいのです。
本書を読めば、気楽に反論できるようになるはずです。
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Posted by ブクログ
これを読んで、ある知り合いを思い出した。
その人は、自分の意見を通すのに、とてももっともらしいことを言うけれど
人間として薄っぺらな感じがして、付き合いたくないと思われる人。
この本を読んで、その言動が似ているなあ、と思った。
この本で紹介されている手法は、表面的な対処法であり、
ある程度有効だけど、結局、人間の底の浅さは隠せないんじゃないかなあ。
逆に、情報社会で発信者が使ってくる手法でもあると思うので、知っておくにこしたことはない、かな?
参考にしたいと思ったのは以下。
・ 事実をベースにする。
事実を伝えるときに間違ってはいけない。
・ キーワードをつくる。
キーパーソンに響く言葉を使う
相手のものさしを知る