あらすじ
80~90年代、「最強軍団」と称された黄金時代の西武ライオンズで正捕手を務めた著者が、直に見てきたチームが強くなっていく過程を語る一冊。
・今となっては感謝しきりの「広岡管理野球」
・捕手としての「本当の師匠」は誰なのか
・他チームの監督になって初めて受けた衝撃
など、プロ野球ファン必読エピソードが多数!
監督としても西武を日本一に導いた後、ロッテや中日など、他チームでも監督・コーチを務めたことで見えてきた「あの頃の西武」の強さが今、明らかに。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
伊東氏は私がライオンズファンになった当初からずっとファンでいた選手の一人です。ライオンズ黄金時代の正捕手をつとめ、その後は監督としても日本一へ。他球団での監督、コーチを務めましたが、その裏話も。広岡監督、森監督、東尾監督時代のライオンズのチーム内特徴もよくわかりました。そしてコーチ業のドラゴンズ時代が一番不本意だったとは。昨年のOB戦参加しライオンズOBとしての意識も再認識されたのでしょうね。
Posted by ブクログ
西武ライオンズの黄金時代ずっとレギュラー捕手だった伊東勤。勃興から衰退そして引退後の監督就任。内部から見た最強チームの内幕。技術論的内容はほぼない。
高卒ルーキーの頃抜擢された名捕手が後に監督になって炭谷、ロッテ田村を抜擢するところが面白い。
Posted by ブクログ
黄金期西武の内側を伊東勤が語る
先輩はさん付け、後輩は呼び捨てなのが、本人が書いている証拠なのだろうが、若干気になる。
韓国でコーチをしていたのは知らなかった。
また、現場でみたい
近い将来、松坂監督、伊東ヘッドとかで
Posted by ブクログ
初代監督さんがプロ野球チームの現場を用意し、そこに広岡達朗監督が「ドジャース野球」にルーツがある読売ジャイアンツV9時代のノウハウを注ぎ込んだという言い方がされます。 監督に必要な資質は数々ありますが、私が最も重要な資質だと考えるのは、「コマンダー(指揮官)」として「即決即断」する事です。
Posted by ブクログ
いや、ほんと、強かったからね。
FAとかも無い時代だったから、
純粋にチームワークで勝っている印象でした。
大人のチームワーク。
その内側を知ることができました。
でも、その中枢にいた著者をもってしても、
あれほどのチームは作れなかった。
難しいですね。
このタイトルのような
簡単な話ではないのですね。