あらすじ
かつて介護の仕事は、「3K(暗い・きつい・きたない)」などと呼ばれたが、今はまったく違う。そこは、「命」と「人生」に向き合うことのできる、最もドラマチックな仕事の最前線である。泣いて笑って感動して、仕事の素晴らしさに触れる、最高の物語。
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Posted by ブクログ
お仕事、成長小説。胸熱でした。
保土ケ谷の天王町が舞台なので、地元の私は不思議な感覚でした。
介護する人の内面が伝わってきました。
ネガティブなこと。世間のステレオタイプもしっかり描かれていますが、それを上回るポジティブな面について説得力がありました。中高生はもちろんのこと大人にもオススメです。
Posted by ブクログ
とても、リアルでいろんな展開が待ち受けています!そして、花の思ってることや感じてることなど、文から読み取れるし絵もところどころあるので、「この場面だ!」と見つけてみたりと、楽しいところもあります!
物語でも、とっても面白いです!
介護あるあるが分かります!介護はやってないけど、花の気持ちすごくわかる!!!
Posted by ブクログ
中高生向きの児童書に分類されるのでしょうか?
とても読みやすかったです。
新人介護士、花の成長を通して、介護職の内情が書かれている。花の友人や母親は介護職に良い印象を持たず転職を勧めるが、それが世間一般の見方なんだろうね。花も最初は同じ様な考えだったけど、入居者や同僚達との触れ合いの中で変わっていく。
現実は、ここに書かれているような幸せな結末ばかりでは無いと思うが、介護の世界の一端に触れる事が出来た。
良いお話でした。
Posted by ブクログ
現実はもっとしんどいことがいっぱいあるんだろうけれど、
しんどいだけじゃない、介護職の魅力も伝わってきた。
悲惨なニュースが流れてくるけれど、
多くの介護職は心ある人なんだと信じたい。
Posted by ブクログ
介護あるある、サ高住あるあるが書かれていてウンウンと頷きながら読みました。
自分が新社会人になった時の事や介護職についた時の事を思い出しました。
色々学ぶことや再発見する事もあり勉強にもなりました。
ドラマ仕立てに盛っている感もありましたが、涙です。
やはり最終話は「看取り」がテーマでした。
Posted by ブクログ
この主人公の花子ちゃん、めっちゃいい子!なんか、共感できて、そしてちょっぴり元気をもらえる作品でした。どうしても暗い印象をもってしまう介護が、明るく描かれています。
主人公の山田花(花子ちゃんと呼ばれています)が、就活がうまくいかず、なかば投げやりな形で、就職したのがサービス付き高齢者住宅「ふぁんホーム」…。介護未経験の花子が、入居者様や職員と関わることで介護のみならず沢山の大切なことを学び、成長していくお仕事物語…。
ヤングアダルトコーナーの作品だけれど、おばさんが読んでも大丈夫です!!泣けるほどではなかったけれど、私も介護に関わる仕事をしているので、共感できるんです。介護に携わっている方や、介護に興味のある方にはとってもいい作品だと思います。願わくばこの作品を読んだ子どもたちの中から、花子さんのような介護職が生まれるといいなぁ~!!
Posted by ブクログ
たいへんですよね、働くって。でもたいへんだけじゃない。何かがきっかけになって、やりがいがあると思えるといいよね。介護職って激務ですよね。本当に頭が下がります。丁寧に誠実に、ルールの中で。別れの時は来るのだけど、悲しいだけじゃないのが救いでした。花子さんの成長を応援したくなる。長女にも読んでみてほしいな〜