あらすじ
「古典の女神」と名高い人気講師岡本先生が、まるで清少納言と「ガールズトーク」をしているかのように『枕草子』を超訳&解説! 千年前の宮廷生活の色や匂い、笑い声、生々しい息づかいを思う存分、味わってください!【初々しい】清少納言28歳、定子17歳。出会いの頃【定子との絆】「あなた、私のこと一番好きなんでしょ」【まるで叙述トリック】真相を知れば見え方がガラリと変わる段【いつの世も変わらない女心】「法師は絶対、イケメンがいい!」【教養の戦い】「百人一首に採用された歌」は“恋愛ごっこ”から生まれた!? …◎「言葉」と「教養」を武器に自分らしく、たくましく! 清少納言が千年の後まで伝えたかったこととは…「春はあけぼの」しか覚えてない…そんなあなたにこそ読んでもらいたい1冊。『枕草子』に込められた“切なる願い”を知れば、あなたは絶対、清少納言のことが愛おしくなる!
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Posted by ブクログ
栞葉るり嬢オススメ本ということで購入。
何となくでしか知らなかった「枕草子」を背景含めて丁寧に説明してくれる名著。
『姫のためなら死ねる』という「枕草子」を舞台にした4コマ百合漫画があったんだけど、意外と原著に忠実だったんだな…と思い返したり。
頭も回るし可愛らしい愛されガールの中宮定子と、その定子に仕え続けた清少納言。
決して美しいものばかりでなかったけれど、「枕草子」の中では美しいものだらけにしようとした清少納言のいじらしさたるや。
まぁ本人の性格の”良さ”は岡本先生もご指摘のとおりなのだけど(笑)
Posted by ブクログ
清少納言がファーストサマーウイカなのが納得。古典ってもっと難しいと思ってたけど、愚痴とか恋事情とか書いてあって、昔も今も変わらないなぁと思った。
Posted by ブクログ
枕草子は春はあけぼのくらいしか覚えてなく、中学の古典の授業で暗唱したなという懐かしさから関心を持ち、再び読むことに、超現代語訳が良かったです。