あらすじ
前漢武帝の時代に司馬遷が書いた『史記』が一冊でわかる入門書。項羽と劉邦の攻防が始まる「鴻門の会」や、悲劇的な英雄の生涯など、強烈な個性を持った人物たちがいきいきと描かれた名場面に心を躍らせる。
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Posted by ブクログ
伍子胥列伝で出てくる登場人物は似たような名前の人ばかりで、誰が誰だかわからなくなる。
紀元前6世紀頃は王の跡継ぎに王の子女ではなく側近が選ばれることも普通だったのかな?
「中国には同音の漢字は根底で意味が通じ合うとの考えがありました。これを「音通」と言います。」p.228
Posted by ブクログ
白文に限りなく近い文の載つてゐる本を探してゐたらこの本になつた。読んでゐると出てくる人出てくる人他人とは思へない。ゐるゐる、こんな人、みたやうな。
学校では鴻門の会はやらなかつたなあ。教科書にも出てなかつた。四面楚歌はやつたし、現国の授業中、暇だと眺めてゐたりはしたけれど。
それにしても項羽のダメダメつぷりにはまゐるよ。いつそいとほしく感じるくらゐだ。