【感想・ネタバレ】新選組映画はなぜ作られるのかのレビュー

あらすじ

新選組とはいったいなにか。「池田屋事件」である。
実際、この事件には新選組のすべてが集約されている。
新選組はとにかく池田屋事件によって一躍、幕末の表舞台に駆け上がった。もし池田屋事件がなければ、新選組が動乱の幕末史にその名を刻むこともなかっただろう。戦前戦後を通して、その時代の新選組映画が、果たして池田屋事件をどう描いたのか?順々に考察して行く。図版多数収載。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

戦前からの新撰組映画に特化した、さまざまな評論は楽しめた。

が。

「なぜ」という理由については、筆者の心の中にある日本人について、だろう、違いないで評するのでどうでもいい。
あってるのかもしれないが、全然違うかもしれない。少なくとも私には何も響かなかった。

坂本龍馬を常に時代の流れを正しく認識して時計の針を前に進めようとする、まあ正義であり、新撰組は時代の流れに逆らって時計の針を逆方向に戻そうとして一体どんな魅力があるのかと問う筆者は、映画評価であって、歴史の徒ではない。
坂本龍馬の暗殺の真実を知ろうといろんな映画を見たがわからないと言ってるので、本当に何を言っているのか分からなかった。

頭の中にある歴史は、映画とか司馬史観に代表される、文学作品から得たものであって、その範囲で考えたって、何も答えは出てこないと思った次第。

それにしても、他の映画の一コマだったが、若い頃の八千草薫がむっちゃ可愛くて、何度も何度も見直したわ。

0
2024年02月07日

「雑学・エンタメ」ランキング