【感想・ネタバレ】挑まなければ、得られない Nothing ventured, nothing gained.のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

プロフェッショナルでも紹介され、弊社にも講演に来てくれた及川さんの本です。
変わりゆっくIT、進化するWEBに関して現状を開発者の視点で放言してくれている
一般的に言われているコンテンツが細分化され、再構築される旨が改めてはっきりした。
また、様々な手段を用いて自分を記録、表現、発信してソーシャルな世界で繋がりを広めている。
繋がれば繋がるほど
何を目標にし、何を生きがいにし、エンジニアとして社会をより良いものになると信じて行動するようになるんだなーと思う。
少しずつで良いので、より良い社会を作っていくのが、エンジニアの力であり、ITの力、人々の力なんだな――と思う。
自分の考えを出来るだけ書き留めておくことの重要性も、このような、ブログや自分の発信をまとめた本を見ると改めて思う。

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2012年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

NHKのプロフェッショナルを見て以来、一方的かつ個人的に尊敬している及川さんの著書。震災時にエンジニアとして何ができるだろう?ITの支援よりも他にやることがあるんじゃないか?と自問して出した結論が、やらないよりできることをやる。そしてハッカーはコードを書く人のことだけを指すわけではない。などなど、共感できる部分が多々あった。及川さんのように、挑み続けられる人になりたいと再び思いました。

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2012年05月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

震災支援にかかわっていたこともつゆ知らず、
プロフェッショナルに出ていたことも知らず。
何も知らない中に読んだ1冊です。

彼は、だれもがうらやむほどの
職場にいて、大きなプロジェクトにも
参加していたものの、それを手放しました。
その理由も驚きの「飽きが来たから」
確かに、身分が保証されても飽きが来るようじゃ
面白くはありませんね。

そして、新たなところでのスタートのさなかでの
被災。(たまたま仙台にいたと聞きます)

彼が行った復興に向けたプロジェクトは
彼の座右の銘である
タイトルがなければだれもやらなかったことでしょう。
特に、ガイガーカウンター関連は
なかなか見ることができないので
どうすれば安全に放射能…と思っていた現地の人には
大きな助けであったに違いありません。

この部分も興味深いですが、
一番興味深かった部分はやはり
本の扱いに関してでしょうか。

本を裁断する、と聞くと
うわあああ、と思うでしょう。
ですが、小説じゃない、実用書の場合は
大事な部分を分解する、というと
少しは心が痛まないのでは?と思います。

それに自炊に関しては
P2P関連に出たときに初めて問題になり
個人の範疇(代行業者非経由)の場合は
批判されるいわれはないはずです。

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2018年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

非常に参考になった。

前提として、自分が今いる業界がIT業界ということもあるかと思うが、
以下の3点が特に自分の頭の中が整理されて気持ちよかった。

 1.ソーシャルDRM
 2.ネット時代のメディア戦略
 3.スキームを変える

これ以外にも感銘を受ける内容が盛りだくさんでした。

ブログの記事を再編されたということでしたが、書籍(紙の質感、読み進め、しおりを入れる感覚)にされたからこその目で読む以外に手で読むことのリアルな良さも相まって、文章が上手に整理され付加価値は十分にあったと思います。

非常に論理的かつ感情的(なんだか矛盾するようですが、ある意味人間らしい)な表現の両面で書かれており、著者がバランス感覚の良い人であることが読み取れます。

また、今の世の中をITという切り口で考察されていますが、ITという枠に捕われているわけではなく、全ての考察は、人と社会を中心とした視点で書かれており、「何のために生きるのか」という問いに対する答えが各エピソードの根底にあるように感じました。

注釈は配慮されたくさん入れられていますが、それだけ専門的な領域の内容なため、スラスラと読み進めることは読者の知識に左右され、読む人を選ぶ本かもしれません。

自分には読むことで、仮説・検証をしているような感覚と
そうそうと共感できる内容がたくさんありました。

また、読み直そうと思いました。

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2012年06月05日

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