【感想・ネタバレ】鳩子さんとラブコメ4のレビュー

鈴木大輔 / nauribon

僕こと平和島隼人は、平和島財閥の跡継ぎ候補。メイドの鳩子さんによる帝王学教育の甲斐あって現総帥から直々に後継指名されたけど、かわりに鳳杏奈との結婚を命じられる。しかも鶯谷学園に廃校の危機が――！

[ブクログ · ★★★★☆]

鈴木大輔先生の「鳩子さんとラブコメ」シリーズの最終巻です。

前巻から結構間隔がありましたね。まさか前巻のラストから最終巻になるとは全く思いませんでした。
平和島財閥の跡取り競争が急展開、隼人くん無双です。
しかしコレは最後のエピローグに向けての前座に過ぎなかったような気がします。
それくらい最後の鳩子さんのどんでん返しは素晴らしかった。
杏奈さんも佐藤さんもかわいらしかったですが、やはり鳩子さんがヒロインでした。
今後も隼人も杏奈も鳩子さんに振り回されるんだろうなー。

シリーズ通して、実は鳩子さんのラブにあふれていたということでよろしいんですよね？

[ブクログ · ★★★☆☆]

どうやら完結らしい。最終巻なのにタイトル詐欺かのように鳩子さんとはラブコメしないで腹の探り合い、むしろラブ要素は杏奈へ流れ、佐藤さんともいい感じになってるかなーと思ってたらラストの挿絵で全部持って行かれた感がパネェ。さすがは鳩子さん。いや口絵にも出てましたけど流れの中で見るのは印象がガラッと変わって可愛らしさが激増してました。もうちょっと続きも読みたかった気もするけどひとまずお疲れ様でした。