あらすじ
兄弟――それは永久に離れられない絆を意味する名詞。
弟を隷従の日々から解放しなければ……。柾文は、あえて弟の潮から遠ざかることを決意する。自分の本当の気持ち――潮への愛に気づくきっかけになるとも知らず…。そして幼なじみの敬史からの強い誘いを断りきれずに、ついに別荘で体を重ねてしまう。それを知り、嫉妬に灼かれるまま兄を抱く潮。だが、そこへ母が帰宅し…。引き裂かれる二人、どこまでも行き違う愛。果たして!? 究極の禁忌愛、熱波の完結編!
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Posted by ブクログ
はあ…また胸焼けしそうなくらい濃厚で
お腹いっぱいなものを読んでしまった(^_^;)
全2巻、一気読みです。
昼は女王様・夜は奴隷な兄・柾文と、昼は下僕・夜は暴君の弟・潮の物語。実の兄弟ものであり執着愛でもあり、年下攻めでもあります。
昼ドラか!ってくらいドロッドロの愛憎劇で、兄弟どちらもがお互いに依存し執着してるのですが、そこに隔たるのが兄が車椅子生活となった原因である交通事故です。
お互いに執着してるのに、誤解してすれ違ってどんどん険悪になっていく二人…そこに新たな人物も加わって、ひたすらこじれていくばかり。
弟、やってることはかなりの暴君なんですけど、私は何故かずっとそんな弟に同調してしまって、その言動とは裏腹の、ズタズタな心境に泣きそうになることが何度もありました(T_T)
エチ部分が加虐傾向かつ濃厚なので、
ここらへんかなり評価が分かれそうです(^.^;