【感想・ネタバレ】幼なじみがクズの中のクズになって帰ってきて、しかも私に執着します 王都編のレビュー

うづき / 天領寺セナ

リュカをもう一度信じることにしたフェルシアは、辺境で起きた出来事をきっかけに王都へと向かう。すぐに戻るつもりが、再会したリュカのおねだりに押され、彼の家でしばらく滞在することに。王都へ来た本来の目的を果たしながらも、共に過ごす穏やかな日々に、フェルシアは次第に幸せを感じていく。しかしそんな折、リュカと過去に関係のあった女性が姿を現し――。それでもフェルシアは、クズな幼なじみとの未来を望むのか。揺れる想いが動き出す王都編――WEB版に加筆し、ついに登場！

[匿名 · ★★★★☆]

なぜ幼馴染がクズ行動を・・の背景が伺える話でした。主人公は本当に冷静で、幼馴染関係者の恨みに巻き込まれ被害にあうのに幼馴染には「私（自分）を犯罪の言い訳にしないで」感情的になるのをコントロールしつつ、自分の分析をして反省することから、先につながる行動を模索し続ける主人公に1巻からの成長を感じました。