【感想・ネタバレ】かみかみかえし（８）のレビュー

遠山えま

黒の巫女の髪から現れたのは、ヒノカグの母･イザナミだった! 黄泉の国の扉が開き、神も人も次々に死の世界へ飲みこまれていく。仲間を失った怒りが白の巫女･ましろを覚醒させ…。今こそ、｢神々返し｣のとき!! 人と神をつなぐ恋と家族の物語、ここに完結。

[まーはる · ★★★★☆]

設定はとてもスキ

他の作品も読んだことがあります。
設定も絵もスキです。展開がとても早く一気に読めるので、サクサク読みたい方はおすすめです。

気持ちの良い終わりかたではありますが、最終巻に近づくにつれすごい勢いでストーリー展開されてしまい、伏線回収や、キャラ拾いが雑？ないのでそれが残念でなりません。
素敵なキャラクターが多いにも関わらず、一人一人のキャラクターの深掘りがないのも悲しかったです。一瞬だけ出てきた最後の神々なんて。。。悲しい。。。
せっかくなのでメインストーリーだけではなく、もっと深掘りして進んで、ハッピーエンドの後も続いていって欲しかったと思いました。