あらすじ
「どの病院を選べばいいのかわからない」「『名医』に診てもらったけれど釈然としない」――「名医・名病院ガイド」をいくら読んでも、こういう不満は解消できません。満足できる医療サービスを受けるには、患者側が知っておくべきいくつかの常識とコツがあるからです。この知識さえ手に入れれば、近所の医者があなたのための名医に変わります。そう、名医は探すものではありません。賢い患者が作り出すものなのです。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「どの病院を選べばいいのかわからない」「『名医』に診てもらったけれど釈然としない」―「名医・名病院ガイド」をいくら読んでも、こういう不満は解消できない。
満足できる医療サービスを受けるには、患者側が知っておくべきいくつかの常識とコツがあるからである。
この知識さえ手に入れれば、近所の医者があなたのための名医に変わる。
[ 目次 ]
序章 名医を作るのは患者である
第1章 病院ですっきりしない理由
第2章 病院選びの前に身につけたい医者との対話法
第3章 「薬」は医者も患者も知ってるつもり
第4章 治療経過の履歴書を作る
第5章 医者は万能だという都市伝説
第6章 「病院ガイド」ではわからない本当のポイント
終章 日本の医療がわかりづらい理由
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
著者は、内科医ですがインターネットで医療コンサルタントをしています(今やこんな職業もあるのですね)。
他のサービス業と異なり医療の場合、受けた医療が良いものか悪いものか受け手が判断をしにくいという特徴があります。
医師と患者さんの間に情報量の差があり状態を判断する視点が違うからです。
患者さんは、自分の病気が悪いものではないかと不安でたまりません。
医師は、病気が重篤なものでないかどうかを判断して処置します。
この状況把握の差と気持ちの差をわかりやすく説明して埋めてくれるのが名医と定義しています。