【感想・ネタバレ】口約束は果たされた~辺境伯家の婿は溺愛される~(サーガフォレスト)1のレビュー

あらすじ

「大きくなったらお父さまにおねがいして、かならずむかえにいくからね。それまで、がんばって」
幼き日に出会った少女ヴィーのその言葉を、少年は心の支えにしていた。たとえそれが、ただの口約束だったとしても。

アルタートン伯爵家の次男セオドールは、長男ロードリックが手がけるべき書類作業を全て押しつけられている。王都守護騎士団の一員である兄に実力で敵わないセオドールはそれを淡々とこなしていたが、彼らの父母はそのことを認識していなかった。あくまでも弟は、家の後継ぎである兄の手伝いをしているだけなのだと。
そんなセオドールに、ハーヴェイ辺境伯家への婿入りの話が舞い込む。王家から目をかけられている辺境伯家との繋がりを持ちたい父は、セオドールに対して三日で荷物をまとめるよう言い放つ。失意と諦観の中、辺境伯家へと向かったセオドールだったが、彼を待ち受けていたのは、あのときの少女でーー。

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無料版購入済み

不遇な主人公の有り様をとつとつと語る…そんな話でした。
自分が不遇なのにそれをサラッと受け止めている…かといって卑下しているわけでもない。
ヒロインが自分を拾ってくれて肯定してくれて新たな自分になり生き直す。そんな話でした。

#ほのぼの #スカッとする

0
2025年08月10日

匿名

購入済み

振り切れてない

2巻まで概ね読了

不遇令息もの
不遇令嬢ものは結構あり、その男版のようだが

不遇さ、ヒロインの性格や行動、元実家のやらかし、元実家へのザマァ
2人のイチャラブ
(状況としては大変なものはあるが)
どれも描写が振り切れておらず
ぼんやりした感じになってしまっている。
順序立ても、主人公側が準備万端なことが概ね分かるところまで描写してから
相手が突っ込んでくるのでは、意外性も危機感も無く盛り上がりに欠ける。

主人公の被害者意識が薄いのは悪くないが
それに合わせて読者に与える印象までぼんやりしてしまうのは
読み物として退屈になる。

0
2025年05月20日

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