【感想・ネタバレ】プロジェクト・ニル 灰に呑まれた世界の終わり、或いは少女を救う物語のレビュー

あらすじ

三百年前、世界は灰に呑まれた。人類に残された土地はわずか一割。徐々に滅亡へと向かう中、それでも人々は平穏に暮らしていた。その平穏が、少女たちの犠牲の上に成り立っていることから目を背けながら。
第六都市に住む技師・マガミはある日、墜落しかけていた謎の飛行艇を助ける。そこで出会った少女・ニルと共に、成り行きで飛行艇に乗って働くことになるのだが、彼女が世界を支える古代技術“アマデウス機構”を動かしている存在だと知る。
ニルと過ごすうち、戦い続けている彼女が抱く秘密に気付き――。
「マガミ。君がいてくれれば大丈夫」
これは、終わる世界に抗う少女を救う物語。

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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Posted by ブクログ

ハードSF的な世界観にボーイミーツガールだと食い合わせ的にあまり良くないのではないか……などという戯言は不要でした。不要なのは私である。
灰に呑まれた世界という設定と宙を行く船、謎の巨大飛行物体、この辺の設定だけでヨダレ垂らしながら飯が食えるという輩はすぐに本書を読むべきだ。
物語のテンションの緩急が実に心地よく、一気に読み終えてしまった。今後が楽しみなシリーズに出会えて嬉しい。

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2025年09月28日

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